先週末、テレビ番組「世界ふしぎ発見」で取り上げられて
またまたブームが吹きおこっているココナッツオイル。
番組では、てくてくねっとで扱っている
ココウェルさんのココナッツオイル生産地の様子が映し出され
わたしも初めてココナッツの収穫や加工の様子を見ました。
高さ30メートルもある椰子の木に実っているココナッツを
長~いさおの先にカマをくくりつけたものを上手にあやつって
刈り落とします。
一般のココナッツは、すでに落ちた実を使うことがあるそうですが
ココウェルのココナッツはこうして、木に実っているものを収穫。
だから新鮮で高品質のオイルができるのだそうです。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸が
肝臓で分解されるときできるケトン体による
健康・美容効果も注目ですね。
わたしも早速、ココナッツオイルプリング(うがい)をしてみました(笑)
口の中が油っぽくなるんじゃないかと思っていましたが
意外や、さっぱり、スッキリ!
歯の表面がツルツルになってさわやかな感じになりました!
テレビの影響で、ココナッツオイルのご注文、お問い合わせも
通常の何倍にも増えています。
輸入元のココウェルさんでも、注文が集中しているとのこと。
そこで思い出されるのが、かつてのナタデココブーム。
そのことをココウェル代表 水井さんがブログに書いていますので
引用させていただきます。
番組が放送されてからの反響は予想以上でした。
これまでも様々な番組で取り上げられてきましたが、
やはりメディアの影響力のすごさ、また怖さも含めて感じます。
ココナッツオイルにも、植物としてのココナッツ自体にもたくさんの作り手がいて、
当然ながら彼らにも、彼らの家族にも生活があります。
何度もこの話を出しますが、20年近く前のナタデココのブームの際には
日本の業者がブームに乗ろうとひたすらフィリピンの人たちにナタデココを作らせました。
当時は様々な商品にナタデココが利用され、いくらでも販売することができました。
しかし知識や経験のない人たちにまで生産や販売が広まり、
そんな中で粗悪品が広まってしまいました。
それが原因でブームは終焉を迎えます。
現地ではたくさんの失業者で溢れ、フィリピンの社会問題にまでなりました。
何が言いたいかというと、きちんと生産者と交わり、生産者と対等の付き合いをし、
知識とこだわりをもってその製品に向き合ってる会社を選んでほしいということ。
もちろん別にココウェル以外でも構いません。
このココナッツオイルブームは、いずれ過ぎ去ります。
需要はまだ伸び続けるとは思いますが、いずれ高止まりし、そして下落するでしょう。
その時に生産地で何が起こり生産者の暮らしはどうなるのか。
その問題解決にきちんとコミットできる会社でありたいと思います。
そこがココナッツ専業であるココウェルの存在価値の一つだと思っています。
そうか、ナテデココブームは20年も前のことだったんですね。
知らない人も多いのかもしれません。
ナタデココの異様なまでのブーム、日本の購買力のものすごさ、
それに振り回されるフィリピンの生産者、粗悪品を作る業者。
ものを買う時は、生産地で起こっていること、生産者の暮らしのことに
思いを及ばせるようにしたい、と考えさせられたことでした。
近所のスーパーに行ったら、早速ココナッツオイルが山積みになっていました。
一方、ココウェルさんのココナッツオイルは
お届けまで少しお時間がかかってしまうことがあります。
そうであっても、
生産者のこと、産地のことを考えてきちんと向き合っている
ココウェルさんのような会社を応援したい!と思っています。
それに、確かにココナッツオイルは美味しくてからだに良いですが
食べ過ぎてはよくありません。
ご自分のからだの声を聞きながら
上手に活用していただければと思います。
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