9月5日に飯田市のネパール料理店「アンナプルナ」で
ネパール復興支援イベントを開催しました。
第3世界ショップさんの呼びかけで
ネパールから招いたアリヤさんに、ネパールの現状をお話していただきました。
ネパールの現状としては
・崩れたりヒビ割れた建物には住めないため、テント生活が続いている
・観光産業が主な収入のネパール。空港やホテルなどの観光設備は大丈夫なので
どんどんツーリストに来てほしい。
とのこと。
編み物を通して仕事づくりを!という呼びかけには
ネパール全土から、協同組合の代表の女性たちが100人以上集まり
技術訓練などを受けて、また地元に戻り
各地で仕事を広げていくという構想だそうです。
ネパールには伝統的習慣的に編み物をする人が多くて
日常の中に編み物があるのだけど
それを製品として販売できるクオリティにする必要がある。
アリヤさんは、技術の向上や製品化はもちろん
編み物を通して人々が集まり、コミュニティをつくり
支え合う力をつけていくことを展望している。
25歳の若さで、おそらくネパールでは相当エリート。
自国に産業がないネパールでは、エリートの多くは海外に行ってしまうのに
ネパールに残って震災後という厳しい状況の中で
経済や社会の自立を目指して奮闘しようというアリヤさん。
話を聞けば聞くほど
ネパールという国の根本的な貧しさの問題が根強く
そこに追い打ちをかけるような地震の被害。
ソーシャルニットワークプロジェクトの成功が
彼らの希望になれば、と思います。
[caption id="attachment_8615" align="aligncenter" width="520"]アリヤさん、第3世界ショップの樋口さんと[/caption] ]]>
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