こんにちは、温ちゃんです。ビギナーのための冷えとり入門第三夜です。
野生の動物はめったに病気になりません。人間に飼いならされた家畜やペットだけが人間と同じような病気になるのは運動不足や食べ物など、人間と同じような生活をしているからでしょうか。
慢性病や不定愁訴、肩や腰の痛みも含め、病気かなってときあなたならどうしますか?
第一の選択肢は病院や薬の世話になることです。たいていの方、たいていの症状は病院や薬によって治そうとしますね。
第二の選択肢は東洋医学などの力を借りて治そうとする方法です。代表的なのが漢方や鍼灸、整体などに頼る方法。レメディーやサプリメント、薬草などの方法もありますね。西洋医学ではない自然に近い形のものを取り入れて元気になろうという方法です。
そして第三の選択肢は他に頼らず自力で元気になろうというものです。いいかえれば毎日の食事や生活習慣、運動などで元気になる方法です。冷えとり以外にマクロビやウォーキング、呼吸法やヨガ、太極拳などもありますね。
冷えとりは、ひとに施してもらったり処方してもらうことなく自分の力で元気になろうというのが最大の特徴の一つです。
そして基本は頭寒足熱、腹七分。
1)体にいいものをしっかり摂りいれ、あるいは体に悪いものを体の中に入れないようにこころがけ
2)血や酸素などを、滞りなくしっかりと体の中に巡らせて
3)体に悪い影響があるもの、体がいらないものは速やかに出て行ってもらう
それが冷えとりの三原則です。
下半身を温め血液がしっかり体を循環すれば体温も上がり免疫力、自然治癒力もアップすると昨日は書きましたが、さらに血が巡りだし体温があがると体の中の不要なもの害のあるものを外に排出する力も強くなります。
体の中の不要なもの老廃物が出ていくと、疲れにくく、朝の目覚めも良く、快食快便、お肌の色もつやつやになり、体も痩せてスマートになりますよ。
そして、その排毒を促すのが半身浴・足湯・湯たんぽ、そして絹の重ねばきなんですって。
冷えとりには体の中の毒素や老廃物をスムーズに排出するノウハウや、排毒による体の負担を上手に乗り越えるコツが満載です。
どうです?少しは冷えとりに興味がわいてきましたか。
第一の選択肢である西洋医学にはできるだけお世話にならずに、基本自分でできる第三の選択肢の冷えとりなどで体を整えて、体調がすぐれないときにはちょっとだけ第二の選択肢の漢方やレメディなどにお世話になる、それが私たちの体にとっても、そしてお財布にも優しいことなんじゃないでしょうか。