温ちゃんです。
靴下10枚半身浴2時間と聞いて夏には「ひえ~!!」とかびっくりしていたアナタ!今はどうですか?
半身浴は体温以上40℃以下とか言っていますが、冬はまずがっつり熱めのお風呂で温まってから半身浴に突入したりもアリかと思います。靴下もレギンスも寒く感じないくらいまで増やしてみてください。何枚がいい、とかいうのはありません。
冷えとりで押さえておくべき点は「頭寒足熱腹七分」です。あとは人の話に振り回されることなく自分のスタイルを貫いていただいて結構です。原則だけおさえておけば、ぶっちゃけ誰がどう言っていたとか関係ないのです。それより自分自身に相談してみましょう。
いきなり違う話になりますが国とか宗教とかって、大統領とか王様とか教祖という人がいて集団が成り立っています。だから、とっても民思いの為政者がリーダーになっている国とか徳のある教祖様がいる教団とかっていかにも素晴らしいじゃないですか。企業なんかもそうかもしれんませんね。
でもその組織のドグマやイデオロギーに合わない人は排除されたり差別されたりすることってよくある話です。またリーダーが変わった途端、天国から地獄に落ちるような変貌が訪れないとも言い切れません。
だから温ちゃんは思うのです。「偉い人はいらない」と。どんなに素晴らしいリーダーが頂点に立っていたとしてもピラミッド型の組織は危険です。時には間違えたり、わいわいがやがや結論が出るまで時間がかかって非能率だとしても、ひとりひとりが主人公の世の中のほうがずっと「幸せ」に近いと思いませんか。
いきなり国や宗教の話になって戸惑っているかもしれませんね。でも偉い人にすがったり服従したりする自分が心の中にいるとして、その集合意識が今の社会を作っているんじゃないかなと思ってみるのです。「主人公は私」こういえるようになりたいものです。
ピラミッド社会は足元が冷え、頭はのぼせてしまいます。みんなが「主人公は私」と言える世の中は一見無秩序ですが、ぐるぐる循環して血の通った幸せな社会です。
冷えとりは小牧市の医師であった進藤義晴さんという方が提唱して始めたものですが、「冷えとり協会」ってものがあるわけでもなければ、冷えとり師みたいな認定制度があるわけではありません。それは、あなた自身があなたの先生ですよ、と言っていることなんです。
それにはまず半身浴の時間や温度、重ねる靴下の枚数くらい、人に聞くのではなく自分で決めてみてくださいというのが今日の結論でした。
今日はすっごい大廻りでしたね。