温ちゃんの冷えとりよも山話し第5話です。冷えとりのことは聞いたことがない人でも半身浴は知っていますよね。このあいだもテレビでタレントが「デトックスにいいそうよ」とか言っていました。
そう、冷えとりではまず半身浴からスタートします。
靴下の重ねばきも湯たんぽも絹のレギンスもすべて半身浴の補完でしかないといってもいいでしょう。
みぞおちから下を40度以下体温以上のお湯に最低でも20分入りましょう。
温度が高いと、生焼けのお肉さながら、からだの外側だけ火照るばっかりで内臓は冷え冷えのまま風呂から出たくなります。
芯まであたためて、上半身と下半身の体温差をなくそうと思えば、下半身を長い時間、ぬるめのお風呂にゆったりゆだねる。冷えとりはそこからはじまります。
真夏には湯温を38~39度に下げて、右の手首を冷水に浸けたり、ぬれた絹タオルを右の手首に巻くと気持ち良く入れます。
腕は上半身のパーツです。できるだけ湯舟につけず冷やしましょう。
冬には、少し高めの温度でいいでしょう。最初に全身を湯舟に浸けたり、出る前に全身あたたまってもかまいません。上半身は氷のように冷たくなっていても下半身が温たまっていれば風邪ひくこともありません。
冬にぬるめのお風呂に入っていると、何時間でも入っていれますね。そんなときは24時間だって入っていて構わないのです。途中肩まで沈んだりうたた寝したり・・・お風呂を快適に、長く入っていられるように工夫してみてくださいね。
そして、家族が多くてなかなか時間が取れないときは、朝のお風呂も気持ちいいですよ。一度試してみてください。
お風呂に入って30分後からはデトックスの時間です。それについては次回お話しさせていただきます。
大病する人は、たいていシャワーですましてお風呂にちゃんと入らないってまきちゃん先生も言ってました。
忙しい時でもできるだけシャワーですますことなく、お風呂に入ることは大切なんですね。