温ちゃんの冷えとりよもやま話 第六話

温ちゃんの冷えとりよも山話し第6話です。

病名がついているようなトラブルをかかえている方や、いま悩んでいる症状をちゃんと治したい人は20分といわず可能な限り長い時間お風呂に入ってみてください。

冷えとり健康法=半身浴健康法です。

だいたい20~30分半身浴をしていると、体全体が温まり血流がよくなって体中を血が滞りなく廻りはじめます。

さらに半身浴を続けていくと内臓にも血が行き渡り、酸素や栄養素がどんどん供給され、また不要になった老廃物も盛んに静脈に排出され内臓が元気になってきます。内臓が元気になって一生懸命働くようになると内臓自ら発熱して体温が上昇します。体温が上がり元気になった内臓は代謝を高め、排毒を促します。

体温が上昇すれば、免疫力がアップしてますます体が元気になるって次第です。

また、血液に溶け込んだ老廃物や毒素は体内をぐるぐる周りながら体の外に出る機会を伺っています。一部は肝臓で分解されたり腎臓から尿となって排出されたりします。でも毒素の排毒でもっとも効果的なのは皮膚からの排毒です

みかんの外皮をむいてそのままにしておくと、内皮が乾いてパリパリになりますね。これは中の果汁が蒸発して出ていくことがないように、みかん自ら仕組んでいることです。でも水の中に入れておけば内皮は乾かずにそのうちに中の果汁は水の中に浸みだしていきます。

体の毒素もお風呂の中で少しずつ浸みだしていきます。みかん汁みたいに・・・。

何時間も入浴していると、お風呂のお湯に色がついたりドロドロになったりするのは、あなたの体の毒がお風呂のお湯に浸みだしたからなんです。

アレルギー物質、体内老廃物、コレステロール、化学物質、重金属・・・ゆったり浸かってリラックスしていれば、ほら心の毒だってお風呂に浸みだすような気もします。

では何時間入っていればいいのでしょうか?

答えは

24時間です!

進藤義晴先生に言わせれば25時間です。つまりいつでもお風呂に入っていなさいということですね。

って無理!絶対無理!

20分30分しか入浴できない時は、みぞおちから下を体温以上40℃以下で、腕は出して・・・を守ってください。でも長時間入っていれば腕も浸かるし胸も浸かることだってあります。体温以下になって寒くて目が覚めたら少し高い温度であったまりたくなります。それでかまいません

どうすれば快適に長い時間お風呂で過ごせるか・・いろいろ考えてみてくださいね。

体温が上がると免疫力が上がるっていったけど、お風呂から出てしまうとまた体温は下がりはじめます。内臓が元気になってくると基礎体温も上がりますがそれには何カ月も場合によっては何年もかかる場合があります。

じゃあどうするか・・・お風呂に入っていない時にはお風呂の代わりをしてくれるものを見つけましょう。

それが靴下の重ねばきであって足湯であって、湯たんぽなんです。

次回は足湯の話です。

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