温ちゃんの冷えとりよもやま話 第九話

温ちゃんの冷えとりよもやま話第9話です。え?よもやま話って何って方はこちら
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頭寒足熱には下半身を温めること。それにはまず半身浴、そして足湯(足浴)、寝ているときには湯たんぽですね。これらはすべて「加温」、体を温めてくれます。

でもお風呂は持っては歩けません。そのためには「保温」、靴下の重ねばきは温めた足を冷やさない一番の工夫です。

靴下は何枚でも何枚でも、足が寒いなと感じなくなるまで履きましょう。そして寝ているときも含め、お風呂に入っているとき、足湯をしているとき以外は可能な限りいつも重ねばきをしていただきたいのです。もちろん、オフィスで制服が決まっているとかあるでしょうし、最初は体があまり足の冷えを感じてくれなかったりしますが、無理のない範囲で靴下の重ねばきをしましょう。

履く順番は一番内側に絹、次にウール、そして絹>ウール>絹>ウールと重ねていくのが理想です。絹は足の汗や毒素を吸って吐き出してくれます。足の指と指の間も汗や毒素が出やすいので、冷えとりでは最初の1~2枚は5本指をすすめています。排毒についてはあらためてお話しさせていただきます。

始めて重ねばきをしようと思われる方はウールのかわりにコットンでもかまいません、木綿の靴下ですと、オーガニックコットンがベストですが( https://www.facebook.com/photo.php?fbid=482643595163908 )、化繊が混じっていてもかまいません(できれば天然繊維の割合が多いほうがベターです。)そのうち、ウールの靴下欲しいな!ってなりますので。

できれば1枚目として絹の5本指は数足揃えておいてください、一番大事ですから。そして二枚目はウールまたはコットンなどの5本指ソックス。ウールはコットンより高いのですが温かさが違います。そして法湿性もあるので2枚目におすすめです。

違う種類を重ねるのは繊維の違いによって層を作り、より温かく、そしてより排毒しやすくするためです。炭素とリチウムの層で強力な電池を作るようなものです。え?例えがよくわからないって?コホン!

洗濯していて靴下がそろわないってことありませんか?

たとえば絹5本指がないとき、寒い日や冷えてるなって感じれば温めることを優先して、コットン5本指>ウール5本指>絹先丸でも構いません、なにしろいっぱい履きましょう。

アトピーがひどい、咳が止まらないなどで排毒を優先したいときには絹先丸>コットン先丸>綿先丸など5本指より絹を履くことを優先します。

絹先丸>コットン5本指>・・いやこれは無理か!

絹の靴下の洗濯はできるだけ手洗いで、シャボン玉スノールなど、炭酸塩を含まずシルクも洗えると謳っている天然洗剤がおすすめです。

なぜ重ね履きなのか、なぜ最初の一枚は絹5本指なのか、なぜ違った種類の繊維を交互に履くといいのか・・・原理と目的がわかっていれば自分で応用可能です。

ただ、盲目的に冷えとりするのもいいのですが、ちょっとした考察で、より深い理解ができることもあります。

シリーズの次回は、靴下の穴について。

なぜ毒だしで靴下に穴が開くのか考えてみようと思います。
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