コラム:春の冷えとり
春はからだがもっとも活発に毒素を出す季節です。
特に肝臓の働きが活発になります。
肝臓の排毒作用が進むと、花粉症や眠気、倦怠感、また精神的に不安定になるなどの症状になってあらわれます。
くしゃみ、鼻水や湿疹、たん、せきなどは積極的に出すようにしましょう。仕事や外出などやむを得ない場合を除き、できる限り薬は避けて積極的に毒出しを行います。
また、眠気や倦怠感は、食べ過ぎも原因となります。冷えが進むと逆に食欲がわいて食べ過ぎてしまうということおこります。よく噛んでゆっくり食べ、腹八分目をこころがけましょう。
全粒粉を使ったしっかりしたパンは肝臓の排毒作用を促します。また、玄米や全粒粉のパスタ国産小麦のうどんなどもおすすめです。
春になって芽吹く山菜や若い葉や芽は解毒作用が特に強いのでおすすめですが、時に強すぎることもあるので一度に食べ過ぎないようにしましょう。
春になると、次第に薄着になってきますが、必ず上半身から薄着になって下半身はできるだけ冷えないように冬と同じようにしっかり重ね着、重ねばき、半身浴を続けましょう。
排毒と好転反応の話は、ここでいったん区切って明日からは食べ物のお話です。
おつきあいのほど、よろしくお願いします。