瞑眩(めんげん)は、移ろいます
いつまでも続くめんげん、それだけため込んでいたのねと納得はしてみるものの、
何かしら快方に向かっているという手がかりがほしいものです。
見た目派手でも本人がいたって前向きなら心配いりません。
ちゃんと体の声に耳をすましてみれば快方に向かっているかどうか、なんとなくわかるものです。
一般に、次の6つに当てはまれば、あなたの体は良いほうにむかっているとお考えくださいね。
1)上半身から下半身へ
顔や首筋、耳の後ろなどのアトピーが軽減されて、かわりに手足に派手に出るようになった。いんきんたむしが治ってかわりに水虫になった。いずれも吉報です。・・・見た目の派手さに迷わされないでね。
2)中から外へ
ぜいぜいと咳き込んでいたのが軽くなって、かわりに痰がしきりに出るようになった。リュウマチが改善して、かわりにしみ、そばかす、抜け毛が増えた・・・まもなく出し切りますよ。
3)心から体へ
いつも物憂げだったのに、このごろなんとなく前向き、でもやたらと鼻水が出るの・・・体の冷えは心の冷えに比べれば鼻くそみたいなものです。「肺」の毒出しが進むと肺や大腸は元気になって鼻水や鼻づまり、鼻くそなど表面的な症状に変わっていきます。
4)重要な臓器からより重要でない器官へ
脳と心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓のトラブルは命にかかわります。胃や腸、生殖器や膀胱など、より重要でない器官へ、そして目・鼻・口・耳・皮膚などへ症状移っていけば快方に向かっていると思って間違いありません。
5)しびれ、痛みからかゆみへ
かゆみは病気にとって最後のあがきです。その一方で痛みやしびれより辛かったりするのですが、ゴールは目の前です。できるだけ押し込めずに早く楽になれるといいですね。
6)現在から過去へ
冷えとりしていたら、昔の症状がぶりかえしてきた、古傷が痛むというのもめんげんです。だんだん悪くなっていったときの逆順で症状が出てくるときも快方の道しるべです。
良くなっているか悪くなっているのかわからなくなったら、この6つを参考にしてみてくださいね。
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