赤ちゃんも冷えとり必要なの?
はい!
冷えとりには大人も赤ちゃんも日本人もアフリカ人も宇宙人も関係ありません。
やるべきことは頭寒足熱です。
街中でベビーをみかけると、みなさん結構上半身ばっか厚着させられていますね。
もこもこのマントやパーカー、カーディガン、そして頭にはふかふかの帽子。
そのくせ足元をみるとはだしだったりして。
「靴下履かせるとむずがるんですよぉ」って、
それは上半身を包みすぎているから熱の出口が無くなって
足から発熱発汗させているからです。
むしろ逆!赤ちゃんの冷えとりも大人と一緒で
下半身は厚く、上半身は薄くです。
赤ちゃんには、いろいろ可愛く装ってあげたい気持ちもわかりますが
実はそれ赤ちゃんにとってはありがた迷惑です。
そこは気持ちをぐっと抑えて、赤ちゃんの気持ちになってコーディネートしてあげてください。
五本指は難しいので先丸ソックスで十分です。
しっかり靴下を履かせて、寒い季節には
レギンスやタイツで下半身をしっかり包んであげましょう。
歩くまでは大人のソックスを膝までかぶせてタイツ代わりにしているお母さんも多いです。
下半身をしっかり温めてあげたら上半身はちょっと薄着かなって思うくらいで構いません。
赤ちゃんは内臓が未発達
赤ちゃんは肝臓や腎臓などが未発達で、内臓による排毒が十分行えません。
その分汗や下痢、嘔吐、湿疹、あせもや鼻水、発熱など身体中からデトックスします。
成長して内臓の排毒機能が高まれば自然と収まっていきますので、
熱が出たから下痢したからといちいち大騒ぎしないで、
下半身をしっかり温めてあげたら、あとはどっしり構えていましょう。
小さいうちから靴下履かせると発達が遅れる!?
「赤ちゃんのうちから靴下履かせると発達が遅れる」って、周囲の人に言われたんだけど?
安心してください。そんなことは絶対ありませんから!(キッパリ)
そうじゃなくても新米ママにはどうしても周りはアドバイスしたくなるんです。
それは「新米ママにはアドバイスしたくなる病」です。
とりあえず知っていることなんでもいいからアドバイスしなくちゃとつい思ってしまう
新米おばあちゃんや新米おばちゃん皆んながかかる流行り病いです。
だから言っている内容は気にせず、気持ちだけありがたくいただきましょうね。
お風呂も一緒。
新生児用のバスタブでも、少し大きくなったらパパと一緒に、
意識して少し長めに入れてあげてください。
あ、でもむずがる時は無理しないでね。
そして肩までしっかり湯につけなければいけないってことはありませんから。
ついでにもう一つ。
冷えとりベビーは、落ち着いているとか夜寝つくと朝まで起きないとかって話もありますが、
そんな子ばかりじゃありません。
やたら癇癪をおこしたりってことではなく賑やかで落ち着かない子もいれば、
しょっちゅう起きておっぱいをねだる子もいます。
そこは個性ですから。
そう、基本は大人も赤ちゃんも一緒です。
頭寒足熱、そして気持ちいいことが体にとってもいいことですよ。
新生児・乳幼児の冷えとり靴下
妊娠・出産&子育て お母さんのための冷えとり術 進藤義晴・進藤幸恵著
冷えとり温ちゃんは、リンクと引用フリーです。出典冷えとり温ちゃんのみ明らかにしてくださいね。
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