ヨガと陰陽五行

こんにちは温ちゃんです。

ヨガのポーズはなんと5万~8万種類あるそうです。もちろん8万種全部に、便秘のときにはこのポーズ、腰痛にはこのポーズってあるんでしょうけど、お釈迦さんじゃあるまいしそんなに全部覚えられません。

って、ことでヨガのポーズも分類わけしてみたらいいんじゃないかしら。で、温ちゃんの得意分野は陰陽五行。今日は陰陽五行でヨガを読み解きます。

合掌・金剛座と言って正座している姿が、ヨガの始まりです。これがスタート、すべてのポーズはここからはじまるように、陰陽では中庸の状態です。

息を吐くのは陰、吸うのは陽。正座のまま呼吸しているだけで、ポーズをとらなくても私たちは陰陽のエネルギーを流しています。まずは息を吸ったり吐いたりして陰陽のエネルギーバランスを整えましょう。

前屈、左に体を曲げる動きや左にねじる動きは「陰」のポーズです。いっぽうで体を後ろにそらしたり右に曲げる動き右にねじる動きは「陽」の動き。「陰」に傾いた体のゆがみは「陽」のポーズでエネルギーバランスをセンターに持っていきます。動は「陽」静は「陰」なので、上半身だけ動きのあるポーズは、下半身の「陰」と上半身の「陽」のバランスです。

人はある姿勢をとり続けていると、身体も心もその姿勢のようになっていきます。ずっと前かがみでパソコンに向かっているようなお仕事のあなたは、胸が閉じ「陰」性が強くなり、身体も冷えて心もネガティブになっていきます。そんなあなたには是非、「陽」性の強いヨガのポーズで自分を解きはなしてあげてくださいね。

さあ、次は五行ヨガです。ヨガのポーズは膨大ですが、姿勢で分類すると「木」「火」「土」「金」「水」の5つに分けられます。

立位は「木」一番わかりやすいのが「木のポーズ」そのままネーミングの通り、地に根を張り上に向かって伸びあがっていく姿はまさしく「木」=肝臓や胆のうを元気にしてくれるポーズです。イライラや手足のしびれ、筋肉の緊張などをほぐし坐骨神経痛や肩こりを改善してくれます。立位といえば「わしのポーズ」「三角のポーズ」「戦士のポーズ」も「木」にあたります。春=今の季節にはもっともふさわしいヨガです。

座位は「火」バストアップやスリムボディー作りで大人気のハトのポーズは五行では「火」にあたります。そういわれるとなんとなく火の燃える様に似ているでしょう。薪が燃える様に似た座位は「火」性のポーズになります。「アンテナのポーズ」「こどものポーズ」「さぎのポーズ」「天秤のポーズ」なども「火」ですね。「火」の働きが弱くなると血液循環が滞り、動悸・脈拍異常・末端冷え症・様々な炎症などを引き起こしますので「火」性のポーズで改善してあげましょう。昼間に行うといいポーズです。

頭から入って足に出ていくエネルギーを逆に流す逆転位ヨガは「土」性のポーズになります。「うさぎのポーズ」「カラスのポーズ」「鋤のポーズ」「逆立ちのポーズ」など。胃腸の消化吸収が弱ってきたり、食欲減退、下痢、糖尿、免疫力の低下などが気になったら、頭を下に向け「土」性のポーズで元気になりましょう。

「金」性のポーズは呼吸や発汗、排泄の働きを良くしてくれます。四つん這いのポーズが「金」=肺・大腸系のポーズです。「ねこのポーズ」や「いぬのポーズ」「橋のポーズ」など、四肢をつけてとるポーズはすべて「金」性のポーズです。肌荒れや便秘、花粉症にもGOOD。

発育や生殖・生命力を司る「水」=腎系を元気にするには「水」性のポーズをとりましょう。流れる水の状態は臥位、人が寝ている状態に水が似ているように、寝そべったポーズが「水」性のポーズになります。主なものはたとえば、「ワニのポーズ」「屍のポーズ」「魚のポーズ」や「バッタのポーズ」などが「水」性のヨガにあたります。

特に偏りがなければ「木のポーズ」→「ハトのポーズ」→「鋤のポーズ」→「いぬのポーズ」→「ワニのポーズ」とやっていくと流れに逆らわずバランスもとれていいようです。

複雑なヨガのポーズも五行で考えると、今このときにどんなポーズがいいのか、このポーズはどんな効果があるのか、なんとなくわかってきますね。

ほんとうはもっといっぱいお話があるのですが、長くなってしまったので今日はここまで。

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