瘀血(おけつ)って何?

小学生男子が喜びそうですが、滞って汚れた血を東洋医学では瘀血(おけつ)といいます。

同じウイルスや病原菌が入ってきても病気に「なるか、ならないか」あるいは「重いか軽いか」は体内の瘀血の割合によるっていうのが東洋医学の見方だそうです。

血がドロッとゼリー状でコールタールみたいな色になったのが瘀血。瘀血は普通の血液に比べて重いため、まずは足先や骨盤のまわりに溜まるそうです。

骨盤まわりの瘀血は増えてくると背中から首、頭と蓄積して顔にまで溜まっていきます。

生理痛や便秘→腰痛→背中の張り→肩こり→片頭痛→白内障や緑内障と症状が背中から昇っていくあなたは間違いなく血液ドロドロの瘀血溜まりを抱えています。

瘀血が溜まるとまず、身体が重く元気がなくなってきます

そして風邪や胃腸の不調、中耳炎になりやすくなり、胃炎・すい炎などとなってきます。

疲れやすく、慢性疲労があり、病気になりやすくなり、胃潰瘍・歯肉炎・口内炎・関節炎・痛風・糖尿病となって表れるころには血管の半分近くが瘀血が溜まっている状態。

そして全身瘀血だらけになるとがんや敗血症・狭心症・心筋梗塞。肝硬変・脳梗塞など致命的な病気にかかります。

元気になりたければきれいな血液を体中にしっかり循環させることです。

最優先にすることは、少食と頭寒足熱を励行すること。これだけで瘀血による病気リスクのかなりが防げます。

運動や入浴、鍼灸マッサージで物理的に血を流してやることも有効ですが、根本の原因解消には動物性脂肪を減らし、農薬や食品添加物などの化学物質をため込まないようにすることも大切です。

そのためには「速やかに出す」「しっかり巡らせる」「毒を取り込まない」の3原則が大事なんですね。

冷えとりは、瘀血解消にもっとも有効な健康法の一つです

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