本物の発酵食品がアレルギーを減らす

まがい物が増えてきた

有史以来、私たちの生活の中に溶け込んできた発酵食品。

最近では発酵食品もどきが増えています。

本来の発酵食品は微生物の働きによるので、できあがるまでに

時間も手間もかかり、そのままコストも高くなります。

現代の流通や消費システムを考えると品質を保持し、

安価に大量に生産するためにはそんなことしていられません。

そこで登場するのが加温処理して発酵調整剤などを使い、

短期間に強制的に発酵させた速醸調味料。

 

そして発酵することで出てくるはずの甘味や旨味や酸味を、

人工的に作り出して発酵したものと同じような味に仕上げた漬物などです。

 

最近増えたアレルギーの子供たち、本物の発酵食品が少なくなった食生活が原因だとの指摘があります。

 

特定の食べ物に反応するアレルギーは

食品に含まれるたんぱく質を「異物=敵」と認識して、体外に排除しようとする生体防衛反応です。

体内の乳酸菌や酢酸菌がアレルギーを減らす

発酵食をしっかり食べて腸内に乳酸菌や酪酸菌などの微生物をいっぱい持った子は、

腸内の免疫機能が早く成熟して、身体が栄養素を異物と誤認しない

メカニズムが早くからしっかりできていくそうです。

特に米や大豆、小麦のアレルギーがある子には

それらの原材料をしっかりと時間をかけて発酵熟成させた

味噌や醤油を選ぶことが大切です。

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米・大豆・小麦が全くダメな子の場合は

それ以外の発酵食品で腸内細菌を増やすことが

早くアレルギーから卒業するための近道です。

食べ物で温活しようとしたときには、まず腸内環境を整えること、

そのためには本物の食品を選ぶ。

自然の発酵食品をいっぱい摂りましょう。

その中でもまっさきに塩や醤油・味噌・みりん・酢などの調味料を

ちゃんとしたものに変えていくことが大切です。

温ちゃんは、来年も食と衣と暮らし方の提案から、

あなたの健康と幸せのお手伝いをさせていただきます。
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