腹式呼吸と冷えとり

温ちゃんです。

イライラ、クヨクヨしてくると呼吸が浅くなります。怒りで頭に血がのぼっても呼吸は浅くなります。
そんなときは、ゆっくり大きく深呼吸してみましょう。

自然と心も落ち着いて、お腹の中も温まってきます。

おちょぼ口にして、ゆっくり長く息を吐いてみてください。口笛みたいに音を出してもかまいません。
腹式呼吸になりますね。これが「おちょぼ口呼吸」です。

おへそのちょっと下に手を置いて、お腹をギュッと押すようにするといっぱい吐き出すことができます。

息を吸うときは、鼻から吸うと乾燥と冷気を防げていいそうです。

家の中でも職場でも、お風呂の中でも寝る前でもいつでもどこでもできるのが特徴です。

お腹からの深い呼吸は3つの意味があります。

一つは毒出し。肺などに溜まった毒を炭酸ガスの形にして出してくれます。吐く息は毒だしだと思いながら吐くと、より排毒力が強まります。

もうひとつ、吸う息は体内に酸素を入れて体を温めます。呼吸=燃焼ですね。酸素は細胞の活動に不可欠、酸素がスムーズに体内に行き渡れば細胞の活動が活発になります。また気血のめぐりもよくなり体が温まります。

そしてもうひとつ、深く息を吐くと副交感神経が刺激され自律神経が安定します。深呼吸が心を落ち着かせるというのはそういう事なんですね。

腹式呼吸はタダです。お約束の半身浴や足湯、少食などと同様お金をかけずに今すぐにでも始められる冷えとりです。

だけど意識しないとなかなかできないこと・・・

例えば半身浴をしている時、寝る前になど場所やシチュエーションを決めてやってみるのもいいかもしれませんね。

kokyu