風邪に気がつくとき
風邪にかかったかなと気がつくのは、たいてい朝起きた時。
そして風邪は休日にかかりやすいと感じている人も多いはず。
風邪は副交感神経が優位なとき、つまり体がゆるんだ時になりやすいそうです。
おきて働いているときは交感神経が働きます。
交感神経が優位になると、リンパ球の働きが抑え込まれ顆粒球の働きが強まります。
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ガンや潰瘍は交感神経が優位になって顆粒球が強くなるとなりやすいのですが
風邪は逆に体がゆるんでリンパ球が増殖するとなりやすいのです。
体に入ったウイルスに最初に反応するのが白血球の中のマクロファージ。
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マクロファージが、風邪のウィルスに反応するとリンパ球に指令を出します。
指令を受けたリンパ球は抗体を作り、風邪ウイルスへの防御態勢を作ります。
それが、発熱やせき、悪寒などの反応です。
当然のことながら、風邪の諸症状はウイルスをやっつけるために体がしていることです。
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押し込めてしまっては、毒をため込むだけです。
ぬれマスクが風邪予防にいい理由
そうはいっても仕事もあれば家庭もある身。
早めに、軽めに、風邪に去っていってほしいと願うのは当然です。
そんな時のちょっとしたアイテムが「ぬれマスク」
天然素材のマスクを濡らして、軽く絞ります。
上部1/3を外側に折り返し、鼻の真下までマスクで覆います。
寝るときに「ぬれマスク」をして布団に入ると、風邪予防にてきめんです。
●口をふさぐので、自然と鼻呼吸になる。
●鼻呼吸をすると毛細血管網が刺激され自律神経が円滑に働く
●風邪のウイルスは乾燥状態で繁殖。マスクを濡らすことで乾燥を防ぎウイルスの繁殖を防ぐ
●湿った空気がのどの乾燥を防ぎ、気管の粘膜を乾燥から守り、朝起きた時にイガイガしない。
などなど
鼻呼吸は、風邪やインフルエンザの予防だけでなく、眠りの質が上がるといいます。
せめて寝ているときは、鼻呼吸になるようにぬれマスクをしてみませんか?
そう言えば、風邪をはじめとする病気は
「疲れているから休めない」でも「ずる休みはしたくない」
まじめなあなたを強制的に休ませるための体の智恵だって話を聞いたことがあります。
お互いからだを労わりましょうね。
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