更年期と閉経後の話
更年期はこわくない
日本女性の平均閉経年齢は50歳前後。
更年期はその前後の約10年間の閉経周辺期をいいます。
ある調査によると更年期に不安を感じている女性は87%もいるそうです。
でも大丈夫。
ホットフラッシュや下痢に便秘に尿漏れ、イライラなどのいわゆる更年期障害
通過してみれば、たいしたことなかったってのが多くの先輩たちの実感です。
病院や薬などに頼るような深刻なトラブルを体験する人は一割もありません。
そう、更年期にはもれなく不調がついてくるなんてことはありませんのです。
更年期障害がつらい人は、若い時から体を冷やしたり、大事にしてこなかった人の一部。
子宮まわりを温めて、心身のバランスをちゃんとっていれば、ゆるやかに楽に閉経を迎えられるはずです。
人生後半戦スタートの時期
あのね温ちゃん、それだけでないの。
なんか閉経っていうと、女が終わったような・・・
たしかに産み育てる性とはさよならしなければいけません。
普段は気にしていなかったけど、ずっとあなたのそばに寄り添って
あなたを育ててくれた女性ホルモンとさよならするのは、ちょっと寂しいかも。
でも、だけど
毎月の生理に煩わされることがなくなり、生理痛や排卵痛、子宮内膜症から解放されます。
いきなりはじまって困ったり、立ち上がるときにお尻のあたりをさりげなく点検する面倒もない。
避妊の心配もいらないし、ホルモンに振り回されてイライラしたり落ち込んだりもしなくなる。
それだけでもありがたい。
閉経で新しい自分に会う
昔の人は閉経すなわち老後で、終活に入る合図でした。
寿命が延びた現代では閉経後に人生の後半戦がスタートします。
多くの女性が閉経後は、心や体が「穏やか」になるといいます。
ホメオパシーでは、女は閉経を経て霊的存在になるともいわれているそうです。
体の真ん中にいるのは、ほかのだれでもない「私」です。
体はあなたを愛しています。
閉経も含め、体の仕組みや働きはすべて「私」が元気で生きていけるように、幸せでいられるようにという目的をもって働いています。
必用なのは、若い時も閉経後も体を信じて愛して一緒に歩んでいくことなのかもしれませんね。
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