おむつなし育児
紙おむつはトイレです
お母さんの紙おむつは部分だけですが、赤ちゃんの紙おむつはお尻から下腹部全体を覆っています。
お母さんの紙おむつは月に5日くらいと限られていますが、赤ちゃんは当てっぱなしです。
お母さんの紙おむつは気持ちが悪ければ外したり交換できますが、赤ちゃんは気持ち悪くても自分で外せません。
布おむつの時代はおむつ離れは1歳半くらいでしたが、紙おむつの今は2歳半から3歳でもおむつを当てている子が大勢います。
布おむつは濡れると気持ち悪いので赤ちゃんもむずがって母親に訴えます。
いっぽう紙おむつはさらっとしていて吸湿性が良く排尿しても不快感がありません。
つまり、今の赤ちゃんにとって紙おむつは、いつそこに排泄しても構わないトイレそのものです。
トイレトレーニング
それが保育園幼稚園に入るからと、ある日いきなりトイレトレーニング。
今までいつしてもいいよといわれていたのが、こんどはいきなりしてはいけませんとなってしまいます。
急にパンツをつけたまま排泄してはいけないと言われても赤ちゃんは混乱してしまいます。
おむつをはずすといきなり放尿する子はいませんか?
経験ある人ならわかりますが、何もつけずに排泄するのは気持ちいいでしょ。
逆に入院したりしていきなり紙おむつに排泄しろと言われても、なかなか出ないもの。
赤ちゃんも一緒です。
紙おむつをやめて布おむつにするのは大事なことです。
でもなかなか忙しい今のお母さんにはたいへんです。
できるときだけ無理のない時だけ布おむつにして、紙と布を併用することで無理なく長続きします。
お母さんの布おむつと一緒です。
おむつなし育児
ところで最近は、おむつなし育児が流行っています。
赤ちゃんがおしっこしたいとサインを出したら、おむつを外したり小さなおまるを置いて、おしっこが済むまで待ちます。
授乳中や、寝起き、だっこやおんぶからおろされたとき、そしておむつを外した瞬間が赤ちゃんがおしっこすることが多い時。
小さい時やおまるが用意できないときは、おむつを広げてもOKです。
つけていないときにすることの快感を赤ちゃんに覚えさせます。
それはつまり、おむつをトイレにしないってこと。
何事も最初からうまくいきません。
でも慣れてくると赤ちゃんのちょっとしたサインで排泄のタイミングがつかめてきます。
それによってトイレトレーニングがスムーズにいくだけではありません。
紙おむつの消費量も減りますし、布おむつだったら洗濯の回数が減ってきます。
そしてもう一つ。
小さい時から不快や違和感に鈍感にならずに、気持ちいいってことの快感を赤ちゃんが覚えること。
それが一番の目的です。
でも、お母さんの負担は確実に増えます。
お母さんひとりで抱え込まないで、どれだけ周囲の理解と協力が得られるかってのが成功のカギです。
それは周囲にとっても、育児参加への最初の試金石かもしれません。
赤ちゃんにも冷えとりを
もうひとつ大事なこと
あかちゃんも冷えとりしましょうね。
冷えとり温ちゃんは、リンクと引用フリーです。出典冷えとり温ちゃんのみ明らかにしてくださいね。
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