昔の人はできていた
冷えとり温ちゃん最新記事
温ちゃんの冷えとりハンドブック
生理の時の経血は溜めておいてトイレでまとめて出せると聞いてどう思いますか?
え~~わたしは絶対無理!って思う方もいれば、ひょっとしてできるかもと思われる方も
いずれにしても、できたらいいなって頭の片隅で思った人も多いのではないでしょうか?
骨盤底筋
膀胱から肛門までを覆っていて、出したり留めたりする筋肉を骨盤底筋といいます。
この骨盤底筋が衰えてくると、尿漏れや残尿感、お尻のたるみ、姿勢が悪くなるなどのトラブルが現れます。
これは男性も一緒ですが、女子はそれだけでなく赤ちゃんを体の中にキープする力が弱くなり流産のリスクがあがります。
また、生理が何日もダラダラと続く原因になったりします。
昔の暮らしと今の暮らし
和式便所に畳の上の生活、拭き掃除に和装でのお出かけ。
昔の日本女性は知らず知らずに骨盤底筋を鍛える生活をしていました。
トイレは洋式、デスクとチェアでパソコン仕事、車での通勤に家電に囲まれた生活の現代人。
意識して鍛えなけば、私たちの骨盤底筋は衰える一方です。
骨盤底筋の鍛え方で一番簡単なのは、おしっこを途中で止める方法です。
力を入れて止めたら、10秒ほど我慢しておしっこを止めておきます。
息を吐きながら全身の力を抜き、残りのおしっこを出すことをトイレのたびに繰り返します。
ちゃんと力むだけでなく、ちゃんとゆるむことも骨盤底筋トレーニングには大事です。
骨盤底筋を鍛えよう
骨盤底筋を鍛えるメリットは尿漏れ防止や流産予防だけではありません。
そう月経血コントロールができるようになってくるんです。
紙ナプキンができてからこっち、トイレは当てモノを取り換える場所になりました。
でも本来は溜まっていたものを出すのがトイレ。
それは経血でも一緒です。
おしっことおんなじで力んで出すということをしなければ、すっきり出ないで残ります。
それがいつまでもダラダラと生理が続く一番の原因かもしれません。
経血コントロール
昔の人は、脱脂綿を固めて膣口に軽く詰めていました。
中まで入れずにちょっと外に出しておくことで、溜まってくると重みでわかります。
今だったら、その上に布ナプキンを使用すれば完璧です。
それをトイレで力んで出すことで、月経血を残らず体の外に出す。
体内に悪い血を残さないことで、妊娠時にお腹の中がきれいでいられます。
また、膣炎などの防止にもなるかと思います。
つまり
骨盤底筋を鍛えると、月経血コントロールができるようになります。
そうすると尿漏れやダラダラと続く生理がなくなります。
子宮や膣がきれいになり、膣炎やカンジダのリスクが軽減します。
赤ちゃんが授かりやすくなるかもしれません。
あなたも骨盤底筋を鍛えて、月経血コントロールにチャレンジしてみませんか?
温ちゃん記事検索のおすすめ
冷えとり温ちゃんの温活ナビでは、冷えとりと温活についていろいろな話を書いています。気になった言葉や疑問に思ったことがあったら、検索窓から探してみてくださいね。きっとそこに答えが見つかるはずです。
温ちゃん記事のリンクと引用について
冷えとり温ちゃんは、リンクと引用フリーです。出典冷えとり温ちゃんのみ明らかにしてくださいね。
フェアトレード・エシカル衣類 シサム工房の秋冬コレクション ぞくぞく入荷♪
オーガニック&フェアトレードのチョコレート 冬季限定商品発売開始!
白うさぎ 布ナプキンユー ザーから愛される、ザ・シンプル布ナプキン
参考書籍
「昔の女性はできていた」(三砂ちづる著)宝島社
*****************(PR)*************************
白うさぎ布ナプキン 「基本セット」 防水ホルダー・アルカリウオッシュ付き【メール便可】
はじめまして。
TYと申します。
数年前から子どもの頃からの冷えがいよいよ辛くなり、冷え取りを始めました。
昨年からは、毎日の半身浴や靴下の重ね履きも続けております。
数年前から、冷えと同時に髪の変化(頭皮の引きつれ感や、大量ではないのですが何時だ無しの抜け毛、髪が細く弱くなっていること)にも困っております。
これまでに比べ、レギンスなども履き下半身を温めているせいか、日常の冷えも感じることはなくなってきておりますが、髪がボリュームダウンしたり、細毛や頭皮の引きつれ感、また、少しの刺激での抜け毛もなかなか改善せず、どうしたものかと思っております。
アドバイスを頂けましたら、ありがたいです。
TYさんこんにちは。
西洋医学の範疇で解決しないトラブルは東洋医学や民間療法に助けを求めるのもいいと思います。
お会いしていないので正確なとこはわかりませんが、書かれている内容から、奥の方の冷えが現れてきているのかなという印象を持ちました。
髪は陰陽五行でいうと、腎=水に相当します。
腎は冷えに最も弱い臓器で、また湿気にも影響されやすいといわれます。
寒い冬はもちろん、湿気の多い今の季節もしっかり腎臓を温めることが肝要かと思います。
髪=腎の養生には、こんにゃく湿布が有効です。
また、直接熱を入れるアイロン療法なども手軽でいいかもしれません。
いずれも過去に記事を書きましたので、検索にてご参照ください。
冷え取りをして、体の循環がよくなって出てくる症状は、すべてよくなるための瞑眩です。
やることをきちんとやって、あとは鷹揚としているのが理想かなと思います。