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温ちゃんの冷えとりハンドブック
今の時期、トマトやきゅうりをたくさん食べましょう。
お豆腐にすりおろしたしょうがを載せて冷ややっこで食べましょう。
温ちゃんです。
体を冷やす食べものを食べるなら今です。
夏という季節を選んでなすやメロンがたくさんなるのは、風土からの贈り物。
私たちが夏の暑さに対抗するためには、ちゃんと体を冷やす食べ物が必要です。
夏野菜に共通するのはカリウムと水分が多いこと。
カリウムは体内の陽性(ナトリウム）を打ち消し、水分は濃くなった血液濃度を薄くします。
そうすると、汗をかき新陳代謝が良くなって、体が自然と夏の暑さに負けなくなります。
うどんやそうめんなどの麦でできた食べ物、カリウムと水分の多いお豆腐も夏にぴったりの食べ物です。
え？麦からできた飲み物は？
ああ、麦茶ね、ＯＫです(*’▽’)
暑いとばかりクーラーの部屋でアイスを食べてジュースばっかり飲んでいると体がだるくなります。
いわゆる夏バテ。
そうではなくちゃんと陰性の食べ物を摂ることで、体に負担をかけずに暑さを乗り切れます。
そして、逆説的ですが陽のファクターの熱い番茶も代謝を促し、夏バテを防いでくれます。
ただし、夏でも手足が冷たい人は、体が夏の生理になっていません。
そんな人は周囲とは別に夏野菜や豆腐を避けて冬と同じ陽性の食品を摂りましょう。
ようはバランス、中庸が大事です。
たとえば無意識に陰性のコーヒーに手が伸びるのは、体が陽性に傾いているからかもしれません。
頭で考えるのではなく、ちゃんと体に聞いて
バランスを整えていきましょう。
あと半月もすれば暦も秋。
そうなると体は急に冷え始めます。
秋ナスは嫁に食わすなというように、秋に体を冷やす食べ物は禁物です。
旬には旬のものを食べる。
それが一番の健康法かもしれませんね。
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