こんにちは。温活中の温ちゃんです。食べ物の話は筆が進みます。
1)穀物中心
2)身土不二
3)一物全体
4)陰陽調和
今日は2番目の身土不二のお話です。簡単に言うと「あなたの体は、食べ物をはじめとした環境からできている」ってことです。食べ物は当然ですが、その土地の空気、湿度、温度、光、土壌菌や微生物などもあなたの体を作っている要素なんですね。
身土不二でいうところの食べ物は、その土地でとれたものだけでなく、その季節にとれたものという意味も含んでいます。
あなたの住んでいる土地で、その季節に自然にとれるものを中心に食べていれば問題ありません。
熱帯に住んでいる人がバナナや芋類を主食にしていて、エスキモーが肉を中心の食生活をしているのも身土不二ですし、私たちはお米や海藻や四季折々の野菜を中心にした食生活をしていれば、それが身土不二です。
「郷にいりては郷に従え」ということわざがあるように、その地域の伝統的な食習慣は、その土地で暮らすための一番やさしい食体系なんですね。
いっぽうで熱帯の作物や夏野菜は体をゆるめ冷すので、冬に熱帯のフルーツを食べたり、夏の作物であるトマトやきゅうりを食べたりすれば、体を冷し体調を崩す原因になります。
私たちは今いる環境を食べています。食べ物だけでなく水や空気、本を読んだり友達とおしゃべりしたり、仕事を頑張ったり、歌ったり踊ったり、喜んだり、悲しんだり・・・
最近では水も空気も土も汚れ、社会もどんどん冷えていってる気がします。
環境すべてが私たちを育てる素=食べ物ととらえて、汚さず無駄にせず感謝していただけるといいんですが・・・
そんな世の中を目指して、温ちゃんも微力ながら「伝える」という仕事をしていきたいと思っています。