こんにちは、温ちゃんです。
冷えとりしている人は、あまりお医者さんにかかりたがりませんね。
でもお腹の痛みがだんだん強くなってきた、鼻血がいつまでも止まらないけどどうしよう、子供が40度の熱で苦しそうだけどどうしようって時は迷います。
温ちゃんなら、迷ったら病院に行くことをおすすめします。
このままじゃヤバイ!どうしようって時に必要なのを「応急処置」といいますね。
いいですか?応急処置はその時だけの処置なので応急処置といいます。何度もするのは応急処置とは言いません。
「薬を飲んじゃったよ」「薬塗られちゃったぁ」「点滴受けちゃった」
そんなのは全然心配いりません。
帰ったらまたしっかり半身浴すればあっという間に精算しちゃいます。
温ちゃん思うんです。病院は本来応急処置の場ではないかと。
昔はきっとそうだったんでしょうね。
今は、健康は自分で管理するものではなくプロのお医者さんが守ってくれるもの。
そしてちょっと具合悪くなると病院へ行く。
病院にかかり始めると医療に頼ってしまって完全お任せ・・・
そんなお任せの構図が救急車の受け入れ拒否や、医療従事者の過労、保険医療予算の肥大化や過剰な投薬など様々な問題の根っこにあるんではないでしょうか。
いろいろな人のいろいろな思惑があるんでしょうが、私たちにとっても医療従事者にとってもお互い不幸ですよね。
さて、ここまでが前書きです。長っ!
ホリスティック医学の世界では、医学を上医、中医、下医の3区分に分けているそうです。
一番大事なのが、日々の健康管理。食べ物のことや頭寒足熱、呼吸法やいろいろな運動、ヨガ、心のケアなんかもそうですね。
多少のことでは揺るがない土台となる健康管理を上医といっています。
そうはいっても、人間誰でも体調を崩します。そんな時お世話になる漢方や鍼灸マッサージ、ホメオパシーなどが中医。自然の素材や人の手を借りてからだの外からケアする医術です。
上医と中医のボーダーは少しあいまいです。上医と中医をあわせて代替医療とか自然療法とかって言ったりもします。
そして、先端医療をはじめとした西洋医学が下医だと。一般常識では先端医療は一番上等な医学ですが、ホリスティックの考え方だと西洋医学のほとんどは、完全に人任せだから下医だと。
言っちゃいますね。でもそう考えると普段の私たちのやるべきことがハッキりしてきます。
みんな勘違いしているのです。先端医療で治らなくなってから民間療法・自然療法に走るんです。
ほんとうは、冷えとりや自然療法、たべものや呼吸法など日々の健康管理をしっかりやって、緊急時には医者にかかればいいんです。
進藤先生なんかは、上医を全部冷えとりとしちゃって西洋医学、東洋医学、冷えとり医学なんて言っちゃったりしていますが、大事なのは土台がしっかりしていなければ、いくら上の方を治そうとしてもダメですよってお話です。
そう、世界中の名医が束になっても、自然治癒力という医者にはかなわないって。