こんにゃく湿布で手当て
お腹が痛いなって時に、手を当てているとなんだか痛みが和らぐ、といような経験を誰もがしていると思いますが。
手当て
もともと「手当て」って言葉そのまま手を当てていることだったんですね。
野口整体の愉気や「レイキ」「手かざし」ってのもそんなところから来ているヒーリングなのでしょうか。
さて、自然療法の手当てには、外からの手当てと内側からの手当てがあります。
先日お話した砂浴や、こんにゃく湿布、しょうが湿布、里芋パスタ、豆腐パスタなどが外からの手当てで、梅醤番茶、大根湯、玄米クリーム、野草茶などが内側からの手当てになります。
豆腐パスタって言ってもスパゲッティの豆腐ソースがけではありません。熱取りの手当てで急性肺炎には効果絶大だそうです。
今日はこの中から、こんにゃく湿布についてご紹介いたします。
こんにゃく湿布とは
こんにゃく湿布というのは温めたこんにゃくを使って肝臓や腎臓、丹田などを物理的に温める療法で、自然療法の手当ての中でも、もっとも重要でポピュラーな療法の一つです。
こんにゃく湿布の方法
やり方は
1)こんにゃく2丁を10分くらいお湯で煮て、タオル2~3枚でくるみます。
2)仰向けに寝て、お腹(丹田)と右わき腹(肝臓)にあて、約30分温めます。(最初はかなり熱いのでタオルの枚数で調節してください。)
3)30分温めたら、温めた部位を冷たいタオルでふいて、今度はうつ伏せになります。
4)同じこんにゃくをタオルの枚数を減らし、腎臓の位置(腰のくびれから上に約3センチの背骨の両脇)にあて、また30分温めます。
5)最後に冷たいタオルで拭き取って、このあと脾臓(左の脇腹、腎臓のとなり)を冷たいタオルで約1分間冷やします。
こんにゃく湿布の効能
こんにゃく湿布は風邪をひいたときや疲れた時、また胃腸が疲れたり、腎臓病、高血圧など何にでもいいといわれています。
肝臓と腎臓を温めれば体内の毒素を出し新陳代謝がよくなり万病にいいというのは冷えとりの原理と一緒ですね。肝腎かなめです。
こんにゃくは、こんにゃくの入っていた水(水酸化カルシウム溶液)と一緒にタッパーにいれて冷蔵庫に保存すれば繰り返し使えます。
体の毒素を吸い取っているので間違って食べちゃわないようにね。
家事をしながら子育てしながら仕事をしながら、立ったまま使えるこんにゃく湿布帯
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