「足下を見る」というのは、江戸時代、駕籠かきが旅人の足を見て、疲れてもう歩けないだろうと見抜いたら法外な籠賃をふっかけたことから、人の弱みにつけこむことを言うそうです。冷えとりママさんたちは、別の意味でつい足もとを見てしまうそうです。
温ちゃんです。
足は重ねばきして温かくするというのは、かえって子供を軟弱にしてしまうのでは。子供はしっかり、はだし教育で土踏まずを作り、鍛えたほうがいいという意見があります。
冷えとりママさんにとっては頭痛の種だったりしますが、はだし教育でお子さんは風邪をひかない丈夫なからだになってくれるのでしょうか?
答えは半分イエスで半分ノーです。
家の中でばかり遊んでいる子より、野山をはだしをかけまわっている子のほうが、元気で丈夫というのは間違いないようです。
はだしになると、足先は冷たくなり血が通いにくくなります。これは体にとっては緊急事態です。
緊急事態に遭遇すると、体は負けないように防御力を強くします。たとえば血の巡りが悪くなると心肺能力をあげたり、血管を丈夫にしたり・・・
でも緊急事態は長く続くと、こんどは体を攻撃始めるとのこと、鍛えるのもほどほどにねとのことですね。
お師匠さんがいうには、普通の健康な子なら幼稚園くらいのときに2~3年はだし教育を受けるのはそう悪い話じゃないそうです。
でも本来なら、冷えとりとしてはやりかたは逆!夏でもしっかり靴下を履かして、そのかわり鼻水出しても寒そうでも冬も上半身は薄着にして鍛えてあげましょう(笑)
学校・幼稚園ではだしで過ごしたお子さんには家ではちゃんと重ね履きと半身浴させてあげてください。
なお、大人はあまり鍛錬のポテンシャルはないので、はだしでいると頭の血管が切れたりしますのでご注意。
さて、体を鍛えれば病気に負けない強い体になるのでしょうか?
よくアスリートは短命だとか、一病息災とかいって、なまじ丈夫すぎないほうが健康で長生きするとかの話って聞きますよね。
健康のポテンシャルは風船に例えられます。
どんなにしっかりした風船でも、 空気を入れ続けていけばいつか割れます。
割れない方法は?最初から風船に穴が開いていることなんですって。
そして入ってくる空気より出て行く空気のほうが多ければ風船は割れません。以前話した毒のプールと同じような話です。
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風邪も引かない、病気もしない鍛えられた体って、穴の開いていない風船なのかもしれませんね。
ボスは今日フェイスブックで宇宙人と友達になって、UFOに乗るよう勧誘されているそうです。やれやれ。
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