五行図とは

今日は立て続けの投稿、ハイペースです。

たまさんが頑張って五行相関図を描いてくれました。

体は小さな宇宙で全体で調和をとっています。

肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の五臓は具合が悪くなってしまうと死んでしまいます。そこで脾臓に負担が来るとやられまいとして、肩代わりとして胃の具合が悪くなります。五腑(五臓六腑のもうひとつは三焦=リンパ?を加えて六腑になります。)は、五臓の肩代わりしてもすぐに生命にかかわることはありませんが、体には大きな負担になるため、胃に食べ物を入れないよう口内炎になったり足の痛み(狩猟採集生活していた頃には足が痛めば食べ物が口に入らないからという説あり)になったりして治そうとします。
だから胃の調子が悪くなると足の痛みや口内炎などの症状として現れてきます。

また、心と体も関連していて、くよくよしたり自分勝手な人は脾臓や胃の調子が悪くなり、脾臓や胃の調子が悪いとなんとなくくよくよしてきたりします。

五行相関図の緑の矢印は相生(そうしょうと読みます、。あいおいではない)関係と言って五行が順につながって、それぞれの持つ力を順送りして助け合う関係を示しています。

肝臓が疲れているときは腎臓がそれを助け、また肺がそのサポートをするといった感じかな。

そして青い矢印が相克(そうこく)関係。具合が悪くなった五臓五腑が、それぞれ悪いところを押し付ける関係です。

心臓の調子が悪くなってくると、次第に肺や大腸まで悪くなっていくというわけです。

相生も相克も体は循環して調和していて、どこか悪くなった時には他は悪くないということはない、また調子が悪かったところが元気になっていくとほかも元気になってくることが理解できるでしょうか?

局所を見ないで全体を見ることが大事です。

冷えとりは体全体に良い作用をしますので、万病に効くというのはそういうわけなんですね。

靴下に穴があいたとか、半身浴していたらお風呂のお湯に色がついてきたとかって話はこれからいろいろ出てきますが、この五行図に従って見ていけば体のどこに不調があるのか、どういうことに気をつけていったらいいのかわかる!というわけです。

好転反応も五行図で解釈できますが、お師匠さん曰く「めんげん(好転反応)がでたら、どこに出たとか体のどこが悪かったか気にするより、ああ毒がいっぱい出てよかったねと思った方が愉快ですよ」だそうです。

今日はがんばったので明日はお休みの予定です。

ちょっとここのところプレッシャーになっておりますので、ゆっくり休養させていただきます。

401821_464454766982791_1015817610_n