気の話

気のせいだと思えばなんだかそんな気がする。
気にしなければまったく気づかないけど
気になり出すと、そこかしこに気配がある

温ちゃんです。

今日は「気」の話をさせていただきます。

元気・病気・陽気・鋭気・意気・快気・景気・生気・人気・呑気・辛気・平気・雰囲気・色気・勇気・本気・気合・気遣い・気障・気質・気まぐれ・気まずい・気まま・気落ち・気長・気温・和気あいあい・気晴らし・・・

私たちは見えないけど、そこに存在している森羅万象を「気」という言葉で表現しています。

そして、東洋医学では「気血」と言って血の流れと気の流れはお互いに作用し合って体内を巡っていきます。

食べ物の陰陽でお話しましたが、陽の気は高所から低所へ陰の気は低所から高所へ向かうため、体が中庸の状態にあれば気は体の中をぐるぐる回ります。

だけど下半身が冷えていて血がスムーズに回らない場合、気は血の流れに引きずられ陽の気は下半身に行かず、陰の気は上半身に登れず、気血が滞ってしまうことになるのです。

これを東洋医学では気滞(きたい)というそうです。

冷えとりをすると気血の巡りがよくなり、それにともない内蔵の働きもよくなり老廃物も溜まりにくくなります。

「流れる水は腐らず」のことわざ通り、体の中の循環を良くしてあげることが健康へのアプローチなんですね。

そしてもうひとつ。

いろいろなことにくよくよすると陰の気を集めて体調も悪くなっていきます。逆に下半身を温め陽の気を循環させることで、心も明るくまあるくなっていきます。

冷えとりをして気血を巡らせることで、嫌気や悪気といったマイナスの感情も少しずつほぐれていくといいます。

温ちゃん、まだまだそこまで十分理解はできていませんが、心を明るくすると体の調子もよくなり、体調が悪いと気も塞ぎ込むというのはわかります。

ちょっと難しい話だったかもしれませんが、あまり考え込まずに気楽にいきましょう。

梅雨に入って天気も悪く湿気が多くて気持ちが悪いですね。

湿気は胃を弱らせ、気持ちを暗くさせるといいます。

こんな時は気分転換をしに出歩くのもいいでしょう。

気持ちが晴れれば運気も上昇するかもしれませんよ。

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