目の話

こんにちは、温ちゃんです。寒さはどん底ですが、日差しが強くなってきました。

春の臓器「肝」の外界への出口は「目」と考えられています。「肝」が疲れると視力障害や目の充血、目のかすみ、目やに、光がまぶしい、目の黄疸、涙など、様々な目の症状となって現れます。

目は新鮮な血液がもっとも必要な器官です。血液の汚れや滞りがあると黒目がぎらぎらしていたりしますので、たいてい目を見れば血液が汚れていないか分かります。

「肝」が亢進(こうしん=他をおしのけて強くなること)すると、目が鋭くなり、怒りが湧いてきます。またアルコールを飲むと目が据わるのも「肝」の亢進です。

血が汚れていると水晶体や目の血管につまり白内障や緑内障のきっかけとなります。

当然逆もいえますね。パソコンやゲーム、運転などで目を使いすぎると「肝」への負担となっていきます。あんまり根をつめずに時々は目を休めましょうね。

目は爪と並んで「肝」のいちばん先の出口ですが、目を酷使しすぎると、次は「筋肉」に出てきます。肩こりや運動障害、五十肩、リューマチなどは「肝」の毒が目から出きれずに、あるいは目薬などで症状を抑えたゆえに、次のターゲットとして向かった結果現れる毒だしです。

目の疲れにはアイピローがおすすめです。しっかり目の詰まった袋に、粒の大きめの自然塩と小豆を入れ、袋のまま絹の先丸ソックスの中に入れます。ソックスの先を閉じたら、電子レンジで2~4分温めて使います。ヨモギ粉や玄米、ドライハーブなども入れると楽しいですね。

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