温ちゃんです。北国ではようやく春到来!ですが、暦の上ではもう夏です。
消化器の毒は、しっかり土用のうちにだしましたか。まだぐずぐずしている人は、土用のうちに出すだけの力がなかったのかな?それとも余計にため込んでしまったのかしら。
夏は「心」心臓と小腸の季節です。「心」の機能が弱ると血液循環のトラブルが出やすくなります。血液の流れが滞ると顔色が悪くなり手足が冷たく頭がのぼせる、いわゆる冷えのぼせの症状や立ちくらみ、貧血、動悸、不整脈、狭心症、心筋梗塞、高血圧、リウマチなどの症状がおこりやすくなります。
尿が濃い、熱い、舌をよく噛む、舌の痛みやびらんなどがバロメータになりますのでよく注意して観察してみてください。
また「火」のエネルギーを受け持つ「心」は色では赤。赤ら顔や鼻の頭が赤い、肌着や靴下が赤く染まるなども要注意です。
それでは、「心」のトラブルを避けるのはどうしたらいいのでしょう。
冷えとりの考えからいくと、下半身をがっつり温めるのが理想ですが、どうしても靴下を脱いでしまうという人も。ビギナーさんが冷えとりを続けていけるのかどうかの試練がこの時期です。
そんなときは、上半身を涼しくすることに主眼を置いてみてはいかがでしょう。まだ肌寒い季節ですが上半身は半そでやノースリーブ一枚にするとか、部屋に風を入れる工夫をするとか。寒く感じるようならラッキー!下半身をがっつり温めましょう。
重ねばきが辛いようでしたら無理せずに、まずはその埋め合わせに半身浴の時間を伸ばしてみるのもいいかも。窓を開けて涼風をとりこみながらの半身浴には絶好の季節です。
次は「心」の季節に摂りたい食品について書いてみましょうね。