「治る」と「治す」

ちゃんです。気がつけば立秋をすぎ、暦の上ではもう秋です。

「治すな直せ、直せば治る」とは進藤義晴先生の言葉です。野口整体の野口晴哉さんも「病は治るもの也。何かをしなくても自ずから治るもの也」と言っています。

「治る」というのは雨が降るとか花が咲く、夏が終われば秋になる、と同じように天地(あめつち)の営みの中で、命に授かった当たり前の力です。

花が自然に咲き雨が自然に降るように、自然に逆らわずにいれば十分に威力を発揮される現象ですが、残念ながら自然とかけ離れた暮らしの中では、その当たり前の力が発揮されずに専門家や薬の援助が必要になってきます。

それが「治す」ということです。あくまで順序は「治る」が先。治療法や健康法は「治る」力が最大限に発揮できるようサポートに徹するのが本来の姿です。

自然に沿った生き方をしていれば「治る」とすれば、逆に自然の力を抑え込めば「治らない」とも言えます。

薬を飲んで、サプリメントを飲んで、農薬や食品添加物、抗菌グッズ、予防接種などで、自然におこる現象をことごとく抑え込んじゃっている今の私たちの生き方。

木を切り森をなくし、水を汚し空気を汚し食べ物を汚染させ・・・

自然界に対してそんな関わり方しかしてこない私たちが、自分だけ健康でいようなんてちょっと虫がよすぎるんじゃないですか?

そしてさらに進藤義晴先生や野口晴哉先生の話をつきつめれば「治る」というのが病気だけの話ではないことにも気がつきます。

私が「治る」ことで病気がこわくなくなった、病気は治らなかったけど私は治ったとか、病気が治らなくても私は病んでいないとか、治すことをやめることで治るとかって境地もあってもいいはずです。

ちょっと混乱してきましたが、「治す」ことに躍起になって、「治る」本質を見失わないことも大事かなってお話でした。

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