望診法

望診法とは、顔色や肌・髪・爪などから内臓のトラブルを見つけ出す方法のこと。温ちゃんです。

たとえば、あごに出た吹き出物は、卵やチーズの食べ過ぎで子宮や卵巣にトラブルがあることを教えてくれます。吹き出物が赤ければ甘いもの、黄色ければ乳製品、白ければ脂肪の摂りすぎです。

望診法のベースは陰陽五行。体に出る様々な色や出る場所によって弱っている臓器や器官を探り、食べ物のバランスを取り、体を健康に導いてくれます。

今日は爪の状態から内臓のトラブルを探ってみたいと思います。

爪を見たとき、縦に線があるあなたは肝臓や腎臓の働きが悪く疲れやすいでしょう。塩分の取りすぎで陽性に傾きすぎている、あるいは野菜不足かも。ナッツ類や梅製品、酸味のある果物がおすすめです。

一方で横に線が出る人は、ストレスをかかえています。肺や大腸に弱りが出ています。気分転換や息抜きが大切です。結婚や引っ越しで食事の変化があったときも横に線が現れます。外食が多くても、爪に横線が出てきます。炭水化物を控えタンパク質や油脂を多めにすることで改善するでしょう。

爪に白い点が出る人は、肝臓や胆嚢が弱っています。疲れやすい、不眠、生理不順、多経血などはありませんか?原因は甘いものです。お砂糖やスイーツを控え、玄米ご飯や黒ごま、昆布、ひじき、黒豆などをいただきましょう。

爪が反る人は心臓や生殖器が弱っています。貧血や精神面の弱りなどが出てきます。また爪が薄くて反る人は肝臓も要注意です。やはり甘いものや果物など陰性の食べ物の取りすぎが原因です。梅干し、海藻、春菊、玉ねぎ、大根、里いも、ごぼうがおすすめです。

爪が反るのと逆に、内側に曲がる巻き爪は、やはり肝臓・胆嚢ですが、陽性に体が傾いていると反らずに巻き爪になります。酸っぱいものの取りすぎもいけません。肉や塩分の強いものを避け、とうもろこしやしいたけ、あずき、いんげん、カボチャなどを積極的に食べましょう。

爪が欠ける場合は生殖器や膀胱のトラブルを疑います。陰性の食べ物が多く甘いものやアルコール、果物が好きな人は爪が割れやすくなります。ちりめん、昆布、ひじき、梅干しのほか、陽性の食べ物を意識しとるようにしてください。

爪がはがれるのは消火不良、疲労、月経トラブル、鬱、性的不能など様々な病気の予兆です。網膜剥離と一緒、ミネラル不足が原因です。清涼飲料水や甘いもの、果物を減らしましょう。

まだまだあります。半月が小さい人は代謝が弱いのでローフードがおすすめです。

爪だけで、内臓の状態がこれだけわかります。肌の色や髪の毛、鼻や目や耳、唇や口の中などをトータルに「望診」できると、心強いですね。

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