温ちゃんです。
オーストリアの画家フンデルトヴァッサーは、ひとは生まれつきの皮膚のほか衣服、住居、コミュニティ、地球環境という5つの皮膚を持つといいました。
フンデルトヴァッサーは、着るものや住まい、家族や世界までみんな皮膚感覚でとらえてご覧、新しい視野が広がるよと言っています。
皮膚は最大の臓器ともいいます。内臓がきれいだと肌もつやつやしてきますし、肺や大腸の不調は真っ先に肌あれやアレルギーという形で肌にあらわれます。
足を冷やし暴飲暴食を繰り返し、不規則な生活を続けていると暑い寒いや気もちいい悪いって皮膚の感覚が薄れていきます。
いっぽう下半身を温めて体の循環がよくなってくると、皮膚感覚が正常になり、冷えているとそれをちゃんと感じることができるようになってきます。
皮膚の感覚が正常になってくると、着ているものの素材や色とかイメージに敏感になってきます。化学繊維が肌に気持ち悪く感じて、天然素材のものに気持ちよさと安心感を感じることができるようになります。
木の家や、古民家が落ち着くのは家も一つの肌だから。高気密住宅や近代住宅は快適なようでいながら、どこか化学繊維と同じような居心地の悪さを感じるのは、それが住まいの気の流れや毒だしを阻害しているからかもしれません。
それは家族や地域、学校や職場。もっと広げて考えれば国家や民族、地球や太陽系も一緒かも。
ちゃんと温まって、巡って、毒だしできる・・そんな5つの肌を持てたらいいですね。そのためにはまずは自分が温まること。
国の政治も地球感覚も、頭でっかちな専門家より、庶民の皮膚感覚のほうがよっぽど信頼できると温ちゃんは思うのですが、いかがなもんですかね。
**************************************
残席わずか
まきちゃん先生の勉強会@信州マルシェ
http://www.tekuteku.co.jp/150811.html