こんにちは温ちゃんです。
お風呂に入ったら足の裏を見てください。
足はこんなにちっちゃいのに、あなたの大きな体(ゴメン!)を支えているのです。
ふだん重ねばきをしているあなたの足は、窮屈に縮こまっています。
せめてお風呂に入っているときには足をおもいっきり背伸びさせてあげましょう。
今日は「きくち体操」の中から、湯船でできる足の体操をご紹介いたします。
まずは足の指で「ぐー」「ぱー」を繰り返してみましょう。
「ぐー」は指先を感じながら力いっぱい握ります。
反対に「ぱー」のときは思いっきり指先を伸ばし、指と指の間もできるだけ広げてみてください。
何回やったらいいという決まりはありませんが、最低5回できれば20回くらい繰り返すといいようです。
次は、手の指と足の指で握手します。右足と左手でやってみてね。
小指から順番に一本一本の指をギューギューと組み合わせ、しっかり固く握手します。
手足の感覚を意識しながら、しばらくしたら握手を少し緩めて、足首を大きくゆっくりぐるぐる回してみます。
このとき手はお手伝い。
手で回さずに、脳で意識して足首を自力で回す感じ・・・そうすると骨盤や腰の骨も一緒に動きます。
右回ししたら、左回し。終わったら同じように左足と右手でもやってみましょう。
縮こまって固くなった足が解放されて、血の巡りも良くなり血管の中の老廃物も流れていくようになります。
人が樹上生活をやめて、はだしから靴の生活に移ったことで、足の指はすっかり退化してしまいました。
その証拠に、足の小指だけを動かそうとしても、ほとんどの人はできないはず。
無意識は楽です。でもずっと無意識でいるとお腹はたるみ、だんだん猫背になっていきます。
足の指は極めつけの無意識部分、普段無意識でいる足の指をしっかり動かすと運動を司る脳の神経が活性化していきます。
そうすれば足の冷えもよくなり、タコやいぼもなくなり、体温も上がっていくというのが「きくち体操」
きくち体操は菊池和子さんという方が始めた、「体をどう動かすと体のどこにどういいのか」を追求した健康に直結する体操です。
足以外にもいろいろなからだの体操がありますので、関心のある方は「きくち体操」で検索してみてくださいね。
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