放射能と社会の毒

温ちゃんです。

篠田麻里子さん、卒業おめでとうございます。お疲れ様でした。

温ちゃん昨日は小出裕章さん(京都大学の先生で原発問題のオピニオンリーダーのひとり)の講演会に行ってきました。

「風化」が心配な福島原発事故ですが、現地ではまだまだ何も解決していないですね。

人と同じく今や社会も冷えに冷え切っているんじゃないのかなと、なんでも冷えとりに持ってくる強引な温ちゃんは思いました。

今日はちょっと道を逸れて「放射能」という毒についてお話させていただきます。今日一日だけお付き合いください。

今や農薬や添加物、遺伝子組み換え物質や環境ホルモンなどに加えて、私たちは放射能という毒ともお付き合いしなければならない時代になってしまいました。

「玄米と味噌の食事をしていれば放射能は消える」「土壌菌が放射能を分解する」みたいな話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、そんなことは絶対にありません。

放射能を消す(正確には減らす)ことができるのは時間だけです。

放射能は煮ても焼いても、ましてや水や酵素や土壌菌やお祈りで消すことはできないんです。

私たちの口から入った放射能は体内をまわり、一部は肺や骨や筋肉などに取り込まれ、そしていずれ体内から出ていきます。

放射能から身を守るのに必要なのは次の3点です。

1.できるだけ放射能をとりこまない
2.少しぐらい放射能を取り込んでも負けない体をつくる
3.体内に入った放射能はできるだけ速やかにでていってもらう

今一番問題になっているセシウム137っていう放射性物質の半減期は30年だってことはみなさん聞いているかと思います。半減期30年ということは10分の1になるのに約100年かかるということです。

福島原発から環境に撒き散らされたセシウムは広島原爆の168倍(政府発表)だということですのでそれだけの放射能がこれから何十年何百年と私たちの体と環境に悪影響を及ぼすことは決定的な事なんです。

そしてもうひとつ半減期には「生物学的半減期」というのがあります。

例えばセシウム137は成人で約100日、つまり一回体内に入ったセシウム137が半分になるのに約100日かかるということで、子供の場合はもう少し早く、また放射性物質の種類によっても違います。

この生物学的半減期は味噌や玄米またりんごのペクチンなど、そして冷えとりで早めることは可能です。

さあ、ここで毒のプールを思い出してください。

冷えとりをしていれば、毒のプールがいっぱいになる前に入った毒を体から出すことができます。

また、冷えとりで免疫力や自然治癒力を高め、毒にまけない体を作ることができますね。

でもひとつ大事なことは、それでも放射能という毒は消えない、ということです。

体から出て行った放射能は川に流れ海に出て、魚に濃縮されたりしてまた私たちの食卓に戻ってきます。そう何万年もの間・・・

放射能はあなたひとりの問題ではないのです。放射能から「身を守る」だけでは十分ではありません。

異論はあるかと思いますが、温ちゃんは原子力発電をやめる以外この負の連鎖を断ち切ることはできないと思っています。

そのためには世の中がお金や物質的な豊かさばかり追い求める冷えた社会ではなく、人と人また地球上の万物と仲良く共存共生していく温かい社会にならなくちゃね。

社会の冷えを取り除くには何が必要かって?

やっぱり愛と調和でしょう(+・`ー’・)ドヤ
ボスが書いた放射能問題のまとめはこちら→
放射能の身体への影響のことをちゃんと考える
https://www.tekuteku.net/houshanou.doc

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