末端冷え症
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温ちゃんの冷えとりハンドブック
冷え症の悩み
隠れ冷えや内蔵型冷えってのもあるけど
やっぱり手足が冷えてつらいので、何とかしたくて冷えとりにたどりついた人も多いのでは。
冷え症は成人女性の二人に一人は悩んでいるというデータがあるほどポピュラーな病気。
特に手足の冷えは、ほとんどの方の悩みではないでしょうか。
ところが西洋医学には、冷え症という病名はないそうです。
頭痛・めまい・手足のしびれや疲労感、不眠など、冷えからくる不定愁訴も、お医者さんにかかれば体質で片づけられてしまいます。
体温を測ってみても低いわけではない、内臓や血液検査などでも異常がない。
なのに手足が冷たく寝付かれないなどのつらい冷えの症状がある。
今日はそんな末端冷え症で悩むあなたへの、手足の冷えのお悩み解決のアドバイスです。
末端冷え症は体の冷えの肩代わり
私たちのからだには、いつも体温を37度前後に保つように体温調節装置があります。
寒くなると脳は体から熱が放散しないように、末端の血管を縮めて手足の先に血が流れないように調節します。
血が流れなければ手足はますます冷え、痺れたり痛くなったり。
これは内臓が冷えないための、手足の先による「肩代わり」です。
体内に十分熱を持っている人は、手足が肩代わりする必要がありません。
だから筋肉が多く血流たっぷりで代謝もさかんな人は末端冷え症にはなりにくいってこと。
体温が36.5度ある人でも、体を冷やす食べ物や甘いものばかりを食べたりして、体の中が冷えると、内臓冷えの肩代わりで手足が冷たくなっていきます。
末梢循環不全
もう一つ。手足が冷えてつらいのは血が端っこまで巡っていないってこと。
温めれば血が巡りますし血が巡れば温まります。
手や首は上半身に属するからって、寒くても手袋やマフラーをしないのも問題です。
下半身を温めて上半身を冷やすという原則は保ちながら、手袋やマフラー、耳あてなどは手足の冷え対策には大切です。
自律神経と冷えの関係
そしてもうひとつ。
暑さ寒さを受けて血管を縮めたり、血圧を調節したり、発汗を促したりする司令塔は自律神経です。
自律神経は、アクセルとブレーキのようなもので体の機能を調節して、バランスを保ってくれます。
ところが、冷えに長年さらされると、この切り替えがおかしくなって、広汎に自律神経の不調が現れます。
不規則な暮らしや睡眠不足、ストレスの多い職場、きつい下着や無理なダイエットなど
自律神経の不調につながる要因を一つ一つ解決していくことは、あなたの冷え症対策にもとっても役立ちます。
冷房が効いた職場でイライラするのは、冷えがストレスを作り、ストレスが冷えを呼ぶからかもしれませんね。
手足の冷えから解放される3つの方法
そういうわけで、手足の冷えに悩むあなたへのアドバイスと言えば
●手足の冷えは内臓の冷えの肩代わりだから、体を冷やす食事を減らし代謝をあげて体の中から温めましょう。
●末端冷え症は末梢循環不全です。靴下や手袋、湯たんぽなどで、手足をしっかり温めましょう。
●冷えと自律神経の乱れはセットでやってきます。ストレスのない生活を心がけ、その日のストレスはぬるいお風呂でゆっくりリラッスクしてその日のうちに解消しましょう。
これが手足の冷えの悩みから、あなたが解放されるための3つのアドバイスです。
って、結局いつも言っていることと一緒だあ。
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