朝日を浴びましょう

朝日を浴びると・・・

目覚め

セロトニン神経って?

朝はすっきり目覚めて、すぐに活発に動けますか?

目覚めが悪いのは、寝不足のせいでも疲れのせいでもなく、セロトニン神経が弱っているからなんですって。

このセロトニン神経は目の網膜に光のスイッチを与えると活発に動き出すそうなんです。

難しい話は抜きにしますが、朝おきてちゃんとお日様の光を浴びる習慣をつけると、朝がすっきり目覚めれるようになるそうです。

セロトニンの働きを高めるには

睡眠

セロトニン神経の働きをあげるには2500ルクス以上の光量が必要です。

晴れた日の朝10時ころならその10倍、曇った日の朝でも充分な光量があるのですが、蛍光灯の光や、夕方の太陽にはそれだけの光量がないので、夏の浜辺で夕日を浴びても夜の街でネオンの光を浴びてもセロトニン神経の活発な働きは期待できないそうです。

また、セロトニン神経は一日のリズムをとっているので、お昼になって日光をはじめて浴びると、お昼にならないとすっきり目が覚めないようになってしまいます。

このセロトニン神経の働きは車のアイドリングのようなもので、朝起きて動こうとしたとき、会社に行ってさあ働こうと思ったとき、そろそろ夕ご飯を作ろうかなって思ったとき、ぱっと次の行動に移れるように準備してくれる神経です。

そして、欲望やストレスをきちんとコントロールし幸福感を得るためにもセロトニン神経は一役買っています。

セロトニン神経というのは、私たちの普段の生活の中で絶えず刺激を受け自律神経や筋肉、心のバランスをとっています。

セロトニン神経が活発化すると

1)仕事にやる気が出る
2)寝起きがよくなる
3)立ち姿がすっきりまっすぐになる
4)不定愁訴が消える
5)心のバランスがとれ、感情の起伏が減る
6)欲望とストレスに負けなくなる
7)幸せ脳になる

と「幸せ脳」の本に書いてあります。

だから、朝日光をちゃんと浴びましょう。

トリプトファン

ラヂオ体操

実はこのセロトニン神経は日光以外にも一定のリズム運動によって鍛えることができるんですって。

身近なところでは歩行や咀嚼、また毎日同じ時間に繰り返す運動も有効だそうです。

セロトニン神経を鍛える運動は、ウォーキング、ジョッギング、水泳、ハイキング、フラダンス、盆踊り(笑)、カラオケ、家事、昭和を代表するあの「ラヂオ体操」などもそうですね。

ピークは運動をはじめて20分くらいで、疲れが出てくるとセロトニン神経はおやすみに入るそうです。

セロトニンの栄養は必須アミノ酸のトリプトファン。一番多いのがバナナ。朝バナナで有名になりましたね。あと納豆や豆腐などの豆製品やヨーグルト、チーズなどの乳製品にもトリプトファンはいっぱい含まれているそうです。

でもトリプトファンは一般の食品にも十分含まれているので、ちゃんと朝日光をあびていれば気にしなくていいという人も。

ま、大事なのは規則正しい生活ってことでしょうね。ボス!聞いてます?

朝日光をあびるだけで幸せ脳ができてくるっていいじゃないですか。

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