温ちゃんです。
出会いはいつもタイミング。
それは人と人の出会いだけでなく、本にしても言葉にしても試練にしても、「冷えとり」との出会いでも、その人にとって絶妙なタイミングで訪れるのです。
あなたの大切な人が今は冷えとりに関心がないとしても、それはまだそのときじゃないだけなのかもしれません。
押し付けは関係の冷えを生み出します。あなたは淡々と冷えとりを続けながら時期を待ちましょう。
さて今日は「冷えとり」をこれから始めようという方、はじめたばかりの方に向けてのお話です。お友達が冷えとり始めようとしていたら、こんなふうにアドバイスしてあげてみてね。
冷えとりを思い立ったら、まず体温計を取り出して足の指の間を測ってみてください。
31度ですか?30度ですか、それとももっと低いかしら。
その後、脇の下で体温を測ってみると、その差があなたの「冷え」です。
冷えを実感できたら、半身浴にトライ。手を入れて「ぬるいな」と思うくらいがちょうどいい温度です。心配な人は温度計で測って38度前後が適温です。
半身浴は涼しくなってくるこれからがはじめるのにいい季節です。みぞおちから下を湯船に沈め、腕はお湯から出し最低20分。調子よければいくら長くてもかまいません。
お風呂から出て、足の体温を測ってみてください。お風呂に入る前と違っていれば、それが「冷えとり」です。
さあ、冷めないうちに靴下を履きましょう。夏はふだん裸足!という方は、まずは1足から。スニーカーソックスでも何でもかまいません。
次に靴下を履いたまま寝てみましょう。朝まで脱がないでいられたら合格です。
冷えとりをはじめてもしばらくは夜寝ている間に靴下を脱いじゃうのはふつうです。気にしないでください。
もう少しがんばれるなと思ったら、お風呂の時間を時々は1時間くらいまで伸ばし、靴下の枚数も増やしてみてください。
そして、そろそろ5本指ソックスにチャレンジ。1枚目絹、2枚目コットンまたはウール、そしてちょっとがんばれそうならその上にもう1枚お手持ちのふつうのソックスでかまわないので履けるかしら?
半身浴と靴下の2~4枚履きをしていると、今まで冷えをかんじたことが無かった人でもなんとなく足先が冷たいなあと感じるようになります。
そうしたらしめたものです。冷たいなあと感じなくなるまで靴下を重ねてみます。冷えとりの先輩たちが10枚15枚と履いていても、そんなの気にしなくてかまいません。自分で快適だな冷たくないなと思えば2枚でも4枚でもかまいません。あ、半身浴の方はちゃんと続けてくださいね。
これだけでいいのです。
湯たんぽを入れたいとかレギンスを履きたいとか食事の量が減るとかは、冷えとりを続けていればそのうち絶妙なタイミングでやってきますので、そのときになってから考えましょう。
靴だってあまり早くから高いオーダーメイドの靴をそろえないほうがいいですよ。自分の快適な靴下の枚数に落ち着いてっからお気に入りの靴を用意することをおすすめします。
だって冷えとりしていると足だって小さくなることもあるんですから。
そして好転反応(めんげん)
冷えとりをはじめてから起こるからだの変化はすべて問題ありません。
今までなかった花粉症に冷えとりはじめたらなったとか、しばらくよかった咳が冷えとりはじめたらぶり返したとかありますが、すべて毒だしです。
あなたの身体の中にあった悪いものが出て行く過程ですので喜んで出してあげましょう。
根深い毒を抱えている人は、好転反応がしんどかったりいつまでも続いたりしますが絶対心配いりませんので、心をゆったり構えて半身浴の時間を長くしてみてください。
それでも心配でしたらベテランの先輩さんに聞いてみましょう。
近くに冷えとりの先輩がいないようでしたら、こちら「冷えとり茶話会」の門をたたいてみてください。
https://www.facebook.com/groups/hietori/
逆にまったく好転反応が現れないという人は、実は目に見えない形で出しているのかもしれません。
大事なのは現れる現象は結果であって、原因ではないということ。ちょっと難しいかな。
半身浴して、靴下履いて、足先が冷たいなと分かったら靴下の枚数を増やして、とにかく下半身を温かい状態に保つこと、それだけに気を使ってあげてください。
何ものも怖いものがないように見える、目の前のベテランさんも昔はビギナーさんでした。
無理せず楽しく冷えとりを続けていれば、きっとあなたもいずれはベテランさん。
それまで私たちがしっかり応援していきますね。
冷えとりワールドへようこそ
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