風邪のじょうずなひきかた

風邪と冷えとり

風邪

風邪は社会の迷惑ですか?

風邪もひかないのが、健康な体ですか?風邪は社会の迷惑ですか?

「なんだか熱っぽいなあ、咳も止まらないし、食欲もないし。会社に迷惑がかかるといけないから、こじらせる前に早めにかぜ薬飲んどこう」

実はそのかぜ薬が風邪をこじらせる原因だったりするのです。かぜ薬は風邪を治してくれるのではなく症状を押し込めてしまいます。

体はちゃんと理由があって熱や咳を出したりお腹をくだしたり食欲を落としたりします。

熱は体の中のばい菌やウイルスをやっつけてくれるし、下痢は体に悪いものを緊急に体の外に出してくれます。

また食欲がなくなり空腹になると、体は免疫力がぐんと強くなります。

症状即療法

症状即療法

風邪は体の中の大掃除、風邪が体を治療してくれているのです。

東洋医学では「症状即療法」っていうんですって。

風邪が上手にひけると経過した後の体はお肌もつやつや、肩こりも改善、お通じも絶好調。

なんだか生まれ変わったように清々しい気分になります。

逆に薬で押し込めてしまうと、ずるずると不調が続きなんかすっきりしないままです。

風邪で大掃除ができなかった体は毒も抜けきれず体にとどまって、お肌もがさがさ。せっかくの復調のチャンスを逃してしまいます。

風邪との付き合い方

風邪とのお付き合い

誰でも体はまんべんなく使っているわけではありません。

甘いものが好きな人は肝臓がくたくた、一日中パソコンに向かって仕事している人は目に関係するところが疲れています。

毎日小さい子を抱っこしているお母さんは腰がくたびれてきます。

風邪は、そうやって疲れて硬くなってしまったところに引っかかります。

引っかかるところを温めてあげると風邪はその引っかかりの疲れや毒をじょうずに持ち去っていってくれます。

だから風邪をひいたら直接間接にその引っかかった部位を温めることが大切になります。

風邪かな?と思ったらまずお風呂に入りましょう。

世の中で言われていることと違いますね。

あとは靴下の枚数を増やしたり湯たんぽを入れたり、また蒸しタオルやこんにゃくなどの温湿布などで患部を直接温めてあげるのも効果大です。

頭やおでこは冷やしてかまいません。

そのほうが気持ちよければそうしてあげてください。

熱があっても咳が出ても、動くのが苦でなければ普通に生活していてかまいません。

体がだるいときは休めと体が言っているので休みましょう。

治り際が大事

大事なのは治り際。

熱がさがったりする治り際は、体がウイルスを追い出して、やれやれとお休みしているときです。

でも熱がさがった体はウイルスには反撃のチャンスでもあるんです。

ついついもう大丈夫だと動いてしまいますが、実はこの治りかけこそゆっくり横になって休むべきときなのです。

このときに動いてしまうとまたウイルスが盛り返して風邪をこじらせてしまいます。

風邪は毒だしの絶好のチャンス。

上手にひきましょうというお話でした。

よろしかったら風邪を引いたときの参考に、すぐに見つけれるようこのお話をシェアしといてくださいね。

(^人^)感謝♪

風邪の上手なひき方について

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