「食べ物の話」の記事一覧
発酵食品とアレルギー
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特定の食べ物に反応するアレルギーは、食品に含まれるたんぱく質を「異物=敵」と認識して、体外に排除しようとする生体防衛反応です。発酵食をしっかり食べて腸内に乳酸菌や酪酸菌などの微生物をいっぱい持った子は、腸内の免疫機能が早く成熟して、身体が栄養素を異物と誤認しないメカニズムが早くからしっかりできていくそうです。
陽性食品を代表するふりかけ鉄火味噌の話
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世のなかで一番陽性が強い、体を温める食べ物って何だろう。鉄火味噌とは、冬にとれる人参・牛蒡・蓮根など陽性の強い野菜を細かくみじん切りにしてごま油で炒めた後、豆味噌と一緒に時間をかけて、おぼろ状になるまで弱火で炒ってできたふりかけです。
カリウムとナトリウム
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体を温める養分はナトリウム、冷す養分はカリウムです。ナトリウムは体の代謝酵素を助け体内の発熱を促しますし、汗や尿として熱が体から出ていくのを抑制します。いっぽうでカリウムは発汗利尿を助け、代謝酵素の働きを抑制して体内温度の上昇を抑えます。
野菜の冷えとり
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野菜に虫がついたり病気が発生するのは、病んだ野菜の毒出しです。それはそのまま大元の土が病んでいるから。微生物やミネラルが多すぎず少なすぎずバランスよく含まれた元気な土が戻って来れば、野菜もちょっと虫がついたり病気になっても、ちゃんと自然治癒力で復活します。