「重ねばきと服装」の記事一覧

実は吸湿性が一番いいのはウールなんですって。続いて麻。ウールはコットンの倍以上の湿気を吸い取ってくれます。

衣食住のなかで、「衣」は人間だけに与えられた神様からの贈り物です。私たちが獣からヒトに進化した時に毛皮を脱ぎ捨てたかわりに手にしたのが服なんですね。

冷えとりで服装をコーディネートしようとしたときの鉄則は「頭寒足熱」です。腕を上にあげた状態で次第に衣服や靴下も厚くしていきましょう。

中性洗剤は合成界面活性剤を使っていますし、蛍光増白剤などの化学物質も入っていますので要注意です。

今みなさんが履いている絹の靴下や肌着は、まず間違いなく外国産です。生産国としては圧倒的に中国が多く、最近ではブラジル産が質がいいとのことで人気が上昇しているそうです。

絹→綿→絹→綿→は鉄板かと思われていましたが、最近では特に２枚目はウールのほうが木綿よりいいじゃないかって声が上がっています。

重ねばきの目的は２つ。足元の冷えを取ることと、毒出しです。そのために、寝ている時も含め、入浴時以外は一日中靴下の重ねばきをしてみてください。

最初に絹の５本指を履くのはお約束です。だから絹の５本指は多めに用意しておきましょう。一番弱くて穴が開いたりするのも絹の５本指ですからね。

冷えとりの考えの基本は「下半身を温め上半身を涼しく」でしたね。これから少しずつ暑くなっていく季節、冷えとりではまず上半身から薄着にしていくのが基本です。

排毒は全身で行われますが、特に足首から下と、下腹部から肛門にかけて、そして手首や首周りからの排毒が多いので、肌に触れる部分の靴下とショーツ、トランクスは絹が理想です。