Year: 2013年

腰痛の原因

「腰が痛い」多くの方がかかえているトラブルです。病院に行っても湿布薬を出されるくらいですし、ならば整体に通ってみてもその時はよくなっても、いずれまた繰り返します。

六気の一つ、風が毒気を伴って体に侵入すると風邪になります。同じように「寒」とは、寒さ、冷えのことですが、寒が毒気を伴ってからだに入ると寒邪となって悪寒、発熱、頭痛や腰痛などの症状を起こします。

子宮内膜症は、本来子宮内だけにあるはずの内膜組織が卵巣、子宮靭帯、腸、尿管、膀胱、膣、外陰部などにできるものです。成人女性の10～15％にあるといわれ、特に不妊症の女性に多いといいます。

若杉ばあちゃんのお話によりますと、現代女性は冷蔵庫のように子宮が冷え切っているから妊娠できないのだとか。それだけでなく、子宮の前屈、後屈、生理不順、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮がんから更年期障害まですべて、子宮が冷え切っていることが引き起こしているトラブルなんですって。

靴下４枚履きは入口とお話ししました。半身浴をして靴下を履いて下半身を温めていると、「冷える」感覚がわかってきて４枚では足りないなって思うようになったりします。

心臓からめぐる血液は動脈を通り足先まで行って、こんどは静脈によって心臓まで戻っていきます。その時子宮や卵巣、膀胱や男性なら前立腺のそばを通って戻っていきます。

冷えとりを始めたいひと、続けている人、興味のある人、広めたい人・・・のためのグループです。お茶をのみながら気軽におしゃべりするみたいに情報交換しましょう。

れからは、「冷えとり」を楽しむ時代です。冷えとりとおしゃれは相いれない？そんなことはありません。制限の中でいっぱいおしゃれを楽しんで、みんなで認めあって、喜びを分かち合いましょう。

食べ物には薬同様すべて効能があります。でもその前に薬膳では自分の体質を知る必要があるそうです。体質の分類は「熱」と「寒」、「実」と「虚」、「湿」と「燥」に分類されます。

マクロビオティックでは陰性とされている生姜やにんにくですが、薬膳では体を温める食品（熱性）とされています。逆にマクロビオティックの陽性食品の大根やごぼうが薬膳では体を冷やす食品（寒性）なんです。