「婦人疾患」の記事一覧

普段はいているショーツによる鼠径部（そけいぶ）の締め付けによるリンパや血液の滞りによって、下腹部の冷えや頭痛、生理通、肩こり、むくみ、股関節痛、目の疲れ、いらいら、鼠径部ヘルニアや卵巣のトラブルなどを引き起こします。

体の中で足先の次に「冷え」がたまりやすいのは下腹部です。特に女性の体は構造上おなかが冷えやすくなっています。 そのうえ現代の、特に若い女性は下半身を冷やすライフスタイルの方が多く、深刻な冷えに悩まされているのではないでしょうか？

昨日は、下腹部、特に子宮の冷えが生理痛や生理不順をはじめとした女性特有のトラブルの大きな原因だというお話をしました。それではお腹を温めるにはどうしたらいいんでしょうか。一つは暖かい格好をすること。靴下の重ねばきはもちろんですが、レギンスや腹巻、またショーツの重ねばきも有効です。

布ナプキンも今やすっかり定着しましたが、たまさんたちが布ナプキンの販売をはじめたころは、「え～自分で洗うの？」「オムツみたいでヤダ！」と引かれまくったんですって。最初はエコってことでゴミが出ない、燃やしてもダイオキシンが発生しない、そしてかぶれない、蒸れないというのも利点だっということで少しずつ普及していったんだけど、そのうち布ナプユーザーから「生理痛が軽くなった」「生理の周期が安定して期間も短くなった」そしてとうとう「布ナプにしたらずっとできなかった赤ちゃんができた」って人まで現れたんですって。

子宮や卵巣、それらを取り巻く女性特有のトラブルを「血の道症」というように、女性の体と血の巡りはとっても深い関わりがあります。下腹部が冷えると血の巡りが悪くなり子宮や卵巣も冷え、毒もたまりやすくなります。