「東洋医学」の記事一覧

からだの陰陽と冷えとり

首・手首・足首・くびれ（腰）４つの首は風邪をひきはじめるところだといわれています。からだの中でも細くなっている「くび」は動脈静脈が体表面に近いところを通っています。

ベッドに仰向けに寝たら、親指、中指、薬指を立てて、おへその周りを軽くたたいてみてください。ぽちゃぽちゃと音がしませんか？特に女性の４人に３人は、ぽちゃぽちゃ音がするといわれています。これを振水音といい、体内に水滞があるサインだといわれています。

新生児ベイビーは、顔や頭に白いカスのようなものが噴き出ます。これを乳児湿疹といいますが、昔は胎毒といって母親から受け継いだ毒を湿疹という形で出していると考えられていました。

土用に入って、腰やひざ、あごなどの関節の不調や痛みを訴える人が多くなっています。関節の痛みは土用の毒出しです。食べ過ぎや甘いものに気を付けましょうね。

生命機能のリセットとはすなわち体の大掃除。体の大掃除に一番効果的なのは断食です。断食中には、食べ物を消化するために使われていた消化酵素がお休みします。

同じウイルスや病原菌が入ってきても病気に「なるか、ならないか」あるいは「重いか軽いか」は体内の瘀血の割合によるっていうのが東洋医学の見方だそうです。

重金属や化学物質をはじめとした現代毒の多くは皮膚から排毒します。皮膚からの強制デトックスで、温ちゃんのおすすめは砂浴。内モンゴルやモロッコでも盛んな療法です。

五行でいうと「土用」は？そう「土」です。季節と季節の中間であるように、真ん中とかつなぎ目など世の中の神羅万象の間を取り持っています。

半身浴や靴下の重ね履きが冷えとりではありません。体を温めるという方法で循環と排毒を促し、正しい生活を心がけることで、はじめてあなたは健康になれるのです。そのために、【出す】【巡らせる】【入れる（または入れない）】この３つをいつも意識してくださいね。

身体が温まれば手足の冷えが解消されて、冷え症やしもやけなどが改善されていきます。そして下半身を温めて体の温度差を解消することによるベネフィットはそれだけではありません。