「東洋医学」の記事一覧

ウイルスというのは実に厄介な半生物で、細菌より小さく、細胞の中に入り込んでしまうため薬では治りません。風邪のウイルスを攻撃できるのは免疫力だけです。免疫力は体温があがると強くなります。また風邪のウイルスは高温に弱いので、風邪の一番の薬は体温をあげることです。

肺はダメージを受けると命にかかわるので、それでは困ると大腸に肩代わりをさせようとします。大腸も肩代わりされては困るので、こんどは皮膚にその毒やダメージを押しつけます。

黒っぽい顔の人は腎臓にダメージを受けているかもしれません。よく、玄米菜食している人で黒っぽい顔をしている人がいますが、陽性に傾きすぎて固く縮こまっているのでしょう。

私たちは「土」という場の上で命の営みを行なっています。この場のエネルギーを「土気」と呼び、内臓では脾(膵臓に近い)や消化器に配当します。

体を温めて循環がよくなると心の偏りもほぐれてきます。いっぽう、こころが穏やかに幸せになっていくと内臓も元気になっていきます。これを心身一如といいます。以下参考にしてみてくださいね。

「内慾」というのは、美味しい物をお腹いっぱい食べたいなあ（飲食の欲）やいつまでもごろごろと寝ていたいなあ（眠りの欲）、エッチしたいなあ（色欲）など。養生訓の中で面白いというか特徴的なのは「七情の欲」と「言語をほしいままにする欲」です。