病気に強く家庭菜園最適種です。根身10~20センチくらい。色よく肉付きもよし。播種後80日くらいから収穫できるおいしい人参です。煮物、炒め物、サラダに。葉っぱはおひたし、汁の具に現在種苗店やホームセンターなどで市販されている黒田系五寸人参のルーツとなる人参です。日本での西洋人参の元祖でいろいろな品種がここから生まれました。長崎県大村市にある黒田五寸人参原種育成会の組合員17名が毎年種取りをしています。味や色、形ややわらかさ、硝酸態窒素の残留量など様々な検査を経て、もっとも優良なタネだけを選びました。この人参のタネを蒔き、育ててタネを採ることが昔からの黒田五寸人参を守り続けることにつながります。
人参は独特の香りがあり、虫がつきにくいので大きくなってからは栽培は難しくありません。ただし、人参は「発芽するまでが難しい」といわれるほど、発芽が難しい野菜です。発芽には十分な水分と日光が必要で、発芽までは乾燥させないように気をつけます。雨の降る1~2日前に蒔くとよいとされ5mm~1センチ間隔に蒔いて薄く覆土しておきます。やせ地でも良く育つので未熟な堆肥などを施さないほうがうまくいきます。夏蒔きは梅雨明け前の雨後をねらって播種します。乾燥を防ぎ、生育が遅い初期の草負けを防ぐにはもみがらで被覆するとよいと言います。人参はごぼうや枝豆と相性が良く、一緒に植えると良く育ちます。中性土壌を好むので、同じ畑ではほうれん草も良く育ちます。人参は一定の起き佐になってから寒さにあうと花芽ができてトウ立ちします。春まきはトウ立ちしにくい品種を選びます。(和人参は春まきに不向き、夏蒔き晩秋収穫が一般的)本葉が2~3枚のころに最初の間引きを行い株間5センチに揃えます。この時の間引きにんじんは柔らかくサラダに最適です。2回目の間引きは本葉6~7枚のころに株間10~15センチに広げます。この間引きにんじんは葉っぱと人参を一緒にかき揚げにしたりきんぴらにしたりするとおいしき食べられます。人参は初期の成長が遅いので根が張ったうつぃて草に負けなくなるようになるまではこまめに草を刈って根元に草マルチします。人参の方が土から出て直径が5センチくらいになったら収穫のタイミングです。肥大がすすみ太りすぎると願われてしまいますので早めに収穫します。ただし、人参は寒さに強く自家用なら割れても構わないというのなら肩を土に埋め、そのまま越冬させると甘い人参になります。雪の深い新潟などでは越冬にんじんは雪下人参として重宝されます。最初は過保護に、大きなったら放任が人参栽培のコツです。
種取りには夏蒔き秋収穫の人参を使います。人参を収穫したら根が大きい順に並べます。収穫した人参の中から、形のそろった元気そうな人参を選びます。再度斜めに植え直して、防寒対策をします。良く春トウが立ってきたものの中で最初の1~2本は取り除きます。※最初にトウ立ちしたものは、栽培してもトウ立ちしやすいからよく乾燥させて、種子をふるいにこすりつけ手で揉んで脱穀してごみを飛ばして採取します。よく乾燥させて紙袋等で播種まで保管します。人参の種は寿命が短いので採取したタネはその年のうちに使い切りましょう。
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※種は早目に用意しましょう。播種はタイミングが大事です。早すぎても遅すぎても上手に育ちません。シーズンになると一時品切れになる場合もございます。余裕をもってご購入いただくことをおすすめします。
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