中央部が太く径は10センチになります。根は60センチくらいの短根種で空洞は大きいですが柔らかいごぼうです。千葉県の大浦というと地域で育てられてきた香りが強く味が良い品種です。煮食に最適で、中に詰め物して京料理などにも使われます。
排水が悪いと病気が出やすいので高うねが適しています。未熟肥料や前作の残滓が土中にあると股根の原因になります。うね幅30センチ、高さ15センチの畦を作ります。葉茎は大きく広がるので二うね以上作るときは畝間を70センチあけます。種は3センチ間隔程度に条蒔き、薄く覆土します。発芽まではいつも湿った状態にしておくと発芽がスムーズです。ゴボウの初期生育はとてもゆっくりなので草に負けないようにこまめに除草します。滞りなく発芽すればあとの栽培は容易です。発芽が出そろい、葉と葉がかさなるようになってきたら数回に分けて間引きします。最終的には10~15センチ間隔にします。12月~1月頃にかけて直径2~3センチで収穫します。春まで保存したいときはハパPを落として再度土に埋めておきます。高地・寒冷地では春蒔いて9~11月頃収穫します。
ごぼうは収穫から種取りまで1年かかります。しっかり太った形のいいごぼうを母本に選びます。ごぼうはほぼ自家受粉しますが、たまに他家受粉することもあります。そのため近くで他のごぼうを作っていないか注意します。12月から1月に掘り起こして株間80cmの直立に植え直します。7月中旬ころに開花しておよそ1カ月で充実したタネになります。しっかりと乾燥した充実したタネになるのは8月下旬~9月です。手でも実崩しふるいにかけて、ごみやさやと多少のさやが残っても自家用では問題ありません。乾燥剤と一緒に冷蔵庫で保管します。ゴボウの種は2~3年はもちます。
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