大型のサヤエンドウ。甘味多く風味最高。栽培容易なつるなしタイプ
支柱を立てる必要もなく、高冷地は春まきも可能
さやは12~15センチで幅広のさやえんどうです。やわらかく肉厚、甘みがあり風味最高煮物、おひたし、汁の実、炒め物などに
●自家菜園の野菜で農薬の心配なし●F1種ではないので、自家採種も可能です。●野菜を自分で作って、家計にも体にもやさしい
--栽培方法--
エンドウの寒害は、寒い冬ではなく暖かい冬に被害が多くなる。
気温の上昇は植物の休眠を破り、生長を促進させる。
寒波のふいうちは、生長を始めた、植物の芽先(生長点)に致命的なダメージを与える。
エンドウのたねまき時期はこのあたりが大きなポイントになる。
早まきすると冬までに生長しすぎて寒害を受けやすく、あまり遅いと根張りが浅く、凍害、乾燥害を受けやすい。
東京近郊の温暖な一般地では、11月上旬から下旬がたねまき適期で、
冬越しの状態が草丈15センチ以下で、倒伏しない草姿を保てれば寒害の発生は少なくなる。
また、遅まきしても有機質の豊富な自然畑では根がよく張り、積雪や土の凍結にも負けない強さを見せてくれる。
エンドウの倒伏の原因は胚軸の不安定さにあり、発芽の様子を見ると、本葉がいきなり伸びることに気づく。
エンドウはアズキと同じように子葉を地下に残して発芽するから、胚軸が安定せず倒伏しやすくなる。
これを防ぐ土寄せも、倒伏同様に春に病気の発生を多くする。
周囲を雑草に囲まれると、倒れ込みが少なく、1箇所に5~8粒店まきすると、互いに支えあって春まで倒伏が避けられる。
日当たりが悪いと落花が増え、雨が続くと枯れ始める。
ウドンコ病は結実期の長雨、過湿が原因。
連作と多肥を控えて栽培する。
株間60cmで1ヵ所5~8粒で点まきする。
春につるが伸びはじめたら2本を残してほかをハサミで間引く。
無肥料、および雑草堆肥栽培では茎葉は茂らず草丈は低いが、実つきはよく充実したマメが収穫できる。
エンドウには、若莢を利用するサヤエンドウ、豆ご飯や煮物に利用される未熟どりの実用、煮豆や菓子に用いられる乾燥実用がある。
また、若いつると新葉も炒めて利用できる。
莢が肥大したら青いうちに摘み、実を剥いだら早めに利用する。
参考:農薬を使わない野菜づくり徳野雅人著マルジュ社
浜名農園・畑懐の種の特徴 1 伝統野菜(在来種・固定種)の種子販売が得意です 日本全国の様々な地域の風土に根ざし昔から食べられている個性的な野菜のことを伝統野菜と呼んでいます 香り豊かで、甘味とうま味が濃く懐かしい味、そして種採りが出来るので、生命が継続していける野菜でもあります。 そんな伝統野菜(在来種・固定種)を中心に販売しています。 2 国内産の種に力を入れています 昔ながらの伝統野菜(在来種・固定種)を栽培し種採りをしてくれる方々は皆さんご高齢で 現実的に続けられなくなってしまっています。 何十年もかけて継続してきた良い系統(血筋)が途絶えてしまうのは大変残念なことです。 畑懐では、今は少なくなってしまっている国産の種を全国の種屋さんから集め、また一部の品種の種採り契約栽培を少しずつ増やしています。 3 自信をもって選んだ「美味しい」野菜の種を販売 「種売り場で種を選んでも何が良いかわからない」 という方が多いのではないでしょうか?F1種?交配種?早生、晩生?など専門用語ばかりが書いてありなんだか難しく思えたりしますよね。畑懐ではとにかく「美味しい」ということを基準に種の品種を選んでいます。 お客様の反応などを参考にし、サラダ、煮物、漬物向きなど野菜の特徴・個性を考え、種を選んでいます。 自ら、栽培し美味しいと思う品種・味が良いのに商品化されていない隠れた品種など、 種屋のプロが選び販売しています。
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