京都九条太葱から細葉に改良された在来伝統種小ねぎです。香り高くやわらかいので、お庭やプランターに少し植えておくと重宝します。暑さに強く5~8本くらいに分けつします。ほぼ一年中蒔ける家庭菜園向きの万能ねぎです。
葉葱は長ネギに比べはるかに作りやすいので是非栽培してみてください。土を細かく砕いて幅10センチ高さ10センチくらいの平らなうねを作ります。表面を丁寧に平らにして1センチくらいの深さの蒔き筋を作ります。筋蒔きにして乾燥しないように稲ワラや草マルチ等で覆います。たっぷりと灌水し、その後も発芽まで乾燥しないように注意します。プランター栽培の場合は筋蒔きでなくバラマキで。発芽したら込み入った部分をはさみで切って間引きます。直播きやプランターで作れますが、定植する場合は2~3本ずつ苗は片側に寄せて縦、掘り起こした土を戻しその上に堆肥を入れます。直播の場合は混みあっているところを適宜間引き、最終的に5センチ間隔にします。追肥は本葉4枚くらいの時から追い肥で乾燥には注意します。小さなうちから収穫できますが草丈20~30センチくらいが収穫適期です。地際5センチくらいで刈り取ると新しい芽が生えて長期間楽しめます。
春先に生育がいいねぎを1列に植え替えます。トウが立ちネギ坊主ができ開花すると種子ができます。種子がある程度できたらネギ坊主を収穫して並べて干しておくと追熟してすべての種子が育ちます。ビニール袋に入れても実ながらたたくと種子がビニール袋の底にたまります。ふるい等でごみをのぞいておきます。細葱の種子は細かいので飛ばされないように注意ねぎの種子は短命なので毎年収穫したらその年のうちに使い切りましょう。湿気に弱いので乾燥剤と一緒に冷蔵庫に入れておくと発芽率が保たれます。
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