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祝島〔いわいしま〕特産釜炊き・天日干しひじき50g
祝島〔いわいしま〕特産釜炊き・天日干しひじき50g

新鮮なひじきの若芽を鉄鍋でふっくらと炊き上げました
祝島〔いわいしま〕特産 釜炊き・天日干し ひじき 30g

商品番号 po59724
¥ 557 税込
[ 5 ポイント進呈 ]
 内容量30g
 原材料 ひじき(山口県)
 品質保持期間 1年
 生産者 祝島市場 / 山口県熊毛郡上関町祝島




祝島島民の会 山戸孝さんからのメッセージ

いよいよ、ひじきの季節がやってきました。この時期になると私を含めひじき採りをする人は寝る間もないくらいの大忙しです。
ひじきの口開け(解禁日)は毎年1月末か2月あたまの大潮の日なのですが、今年はひじきの生育が例年より遅いということで2月の最初の大潮の日でした。
口開けの日の午前0時がひじき採りの始まりです。
一日に干潮は2度あるのですが、2月の大潮は午前1~4時ごろの干潮の方が午後の干潮より潮位が低くなります。真夜中なのでとても寒いのですが、水に濡れずにひじきが採れます。
また昼間は風も波も強い冬の海が、午前0時ごろになると凪ぐことが多く、夜中のひじき採りが祝島では昔から続けられてきました。
真っ暗な磯をヘッドライトで照らすと真っ黒なひじきの絨毯が一面に広がり、「さあ、今年もひじきが始まったぞ!」と気合が入ります。

祝島のひじきは採った後、そのまま鉄の大釜と薪で5時間程度炊き、さらに3~4時間以上蒸らします。その後、天日で干します。
しっかり炊いているので水で戻してそのままサラダで食べられる柔らかさと、抜群の磯の風味が自慢です。

この釜の前に立っていると、1年前のことが思い出されます。
そのころは中国電力による埋立て工事の強行でけが人が出たこともあって、上関原発建設予定地の浜はこう着状態となり、島の人は交代で座り込みをする合間に仕事をしていました。
その日は私も山の仕事を終えた後、夕方はひじきを採りに磯へ行こうかと思っていました。
そのとき島の漁師さんから携帯に連絡があり「今日は磯へ行くな。危ない」と言われ、何のことかもわからないまま家に帰りました。
理由がわかったのは家に着いてテレビの前に立った時でした。爆発で建屋が吹き飛ぶのを見たのも、多くの人が避難する姿を見たのも、ひじきを炊く合間をぬってでした。

あれから1年たった日に、今の私にできるせめてもの行動として、福島の子どもや子どもを育てる親御さんへ祝島のひじきを送りました。
そしてきれいで豊かな海、その海を守り続けてきた島の人たちへの感謝の気持ちを込めて、今年もひじきを炊き続けています。

------- ハート型の神の島『祝島』より -------
◆祝島の歴史、文化
海上交通の要所として万葉集にも歌われた祝島の集落は、「石積みの練り塀」が点在。その美しさを一目見ようと訪れる人が絶えません。
島民は、魚の一本釣りや農薬不使用のびわの栽培など、主に農漁業で生計を立てています。
◆原発に海を奪われまいと頑張る島民の皆さん
山口県祝島の対岸に原子力発電所の建設が計画されて29年。島では、豊かな海と生活を護るために島民の9割以上が建設に反対を続けています。
経済的自立を目指す祝島の人々は、島の厳しいながらも豊かな自然環境の中で「島の生活」を守りながら、原発のお金に頼らず自分自身の足で立ち歩いていくため【祝島びわ茶】【祝島ひじき】など特産品の販売を行っています。



春の大潮の時期に、鎌で丁寧に刈り取った新鮮なひじきの若芽を、鉄の大鍋と薪でふっくらと炊き上げました。
浜風と太陽の恵みで風味豊かに仕上がりました。
やわらかく炊いてから干してありますので、戻すだけでお召し上がりいただけます。


〔下ごしらえ〕
さっと洗い、水にしばらくつけます。
細かな砂などの不純物が底に沈みますので、ふり洗いしてざるに上げ、仕上げに軽くすすぎます。

〔簡単! おすすめレシピ〕
・そのまま、ポン酢や酢醤油、ごま油等をかけて
・サラダ、和え物、天ぷら、炒め物に。

返品・交換について

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